ミニJCWの“JCW”とは何で、DCTを採用しない理由は何か?
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン
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では、「ミニJCW」に話を移そう。
今年、ベースとなるミニ自体がマイナーチェンジしたのはご存知の通り。3ドア(F56)とコンバーチブル(F57)がそれで、ガソリンエンジンを積んだクーパーSをスペインのマヨルカ島で行われた国際試乗会でテストドライブした。目玉は6速ATが7速DCTになったことで、よりスポーツマインドが高まっている。
が、ハイパワーのガソリンエンジンを搭載する今回のJCWはデュアルクラッチではなく8速ATを積む。理由は大きなトルクで、これを正確に伝達するにはトルコン式の方がいいと判断したようだ。ただ、断っておくと今回の試乗車は左ハンドルの韓国仕様。で、ギアボックスは同じトルコン式でも6速であった。
ちなみに、2リッター直4DOHCツインパワーターボの最大トルクは3ドアハッチとコンバーチブルが320Nm、クラブマンとクロスオーバーは350Nm。それを1450回転という低い領域から発生させる。最高出力はどちらも231psを発揮する。
外観ではライト周りの変更が目立つ。特にアシンメトリーに描かれたリアテールランプのユニオンジャック(英国国旗)。こういった洒落っ気がミニらしいポイントといえるだろう。もちろん、JCWは専用のスポイラーやボディカラー、ラインが装着される。スパルタンに仕上がったエクステリアは誰が見てもJCW。お見事である。
で、こちらはブレーキ性能のテストと、スラロームを配したジムカーナを行った。車両は3ドアハッチバック。ブレーキはブレンボとの共同開発。17インチの専用ホイールの隙間から赤いキャリパーが顔を覗かせる。もちろんそこに「JOHN COOPER WORKS」のロゴが入っているのは言わずもがな。制動力はスタンダードのミニよりグッと強くなり、ガツンと反応するのがウリとなる。
とはいえ、踏みしろがあっていきなり効き出すものではない。ちゃんと日常使いができるようセッティングされている。普段使いからサーキットまで! というのがJCWの正しい使い方であることを訴えている。
※本文中に誤りがあったため修正いたしました。(8月23日)
修正前:DSG
修正後:DCT
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