完成度高いジャガー初のSUV、F-PACE。ガソリンモデル推しの理由とは?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
すぐにでも走りの実力を知りたいという方は3章に飛んでもらうとして、デザインや使い勝手、室内の作りにも触れておこう。強く傾斜したフロントガラスやリアガラス、さらにドアハンドル上部からルーフにかけて絞られたスタイルのため、大柄なボディサイズのわりにスタイリッシュな印象を抱く。土臭さは一切なく、アーバンライフこそが生息域と思えるクロスオーバー感が漂う。
シートは着座位置が高くSUVであることを再認識させられる。乗り降りに苦労するレベルではないが、スカートの女性だと若干足を上げるのに気を使う高さと言えば伝わるだろうか。その分、乗り込んでからは高い視点からの開放的な視界が広がり、景色を眺めながらゆったり走ったら気持ちよさそう。ちなみに同乗者のエスコート気分&ムードの演出にエクストラを払えるなら、ドアの開閉と連動する電動格納式のステップを選択するのも良いだろう。46万円と値は張るが、スカートだろうがスマートに乗り降りが可能になる。
室内の広さは、さすが全幅1935mm。シートが的確に体を支えつつ、上半身スペースが広くてゆとりと開放感が得られる。インテリアには無駄を配したシンプルかつ平面的で、近未来的な感覚を抱く。運転席目の前には12.3インチのモニターがあり、バーチャルコクピットとして4種類のテーマをもったスピードメーターなどが表示される。さらにセンターには10.2インチのタッチスクリーン。様々な機能をここに集約して一括コントロールする手法は以前からジャガーが採用しているが、その反応速度が桁違いに良くなった。これならストレス無く各種設定を行えそうだ。
ロングホイールベースの恩恵などで、後席は膝下スペースに余裕がある上、シート形状が良くリラックスできる。ラゲッジルームは色合いのせいか見た瞬間こそ狭く見えるが、ドライバーを抜かずにゴルフバックを無造作に詰めるほど広くて実用的だ。
リストバンド型の補助的機能を発揮する鍵も興味深い。腕時計のようにはめて海や山遊びができるのが良い。
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