スズキ「スイフト」 安価でも装備が充実したベーシックグレードがねらい目
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 100
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:スズキ 100
「スイフト」はスズキを代表する世界戦略コンパクトカー。2000年に登場した初代は、サイドパネルなどを自社の軽自動車と共用する若干微妙なモデルでしたが、2004年に登場した2代目は世界レベルの上質なコンパクトカーへと大変身。2016年4月には世界累計販売台数500万台を達成し、現在は2017年1月に発売された4代目が現行モデルとして販売されています。
現行型スイフトは従来モデルから車両設計を一新し、軽量・高剛性の新世代プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」の採用により動力性能と燃費性能を大幅に改善。同時にパワーユニットの設定も拡充し、発売当初は、
・1.2L直4自然吸気エンジン
・上記にモーターアシスト機構を加えたマイルドハイブリッド
・1L直3直噴ターボエンジン
の3種類をラインナップ。その後2017年7月には、1.2L直4自然吸気エンジンにフルハイブリッドシステムを組み合わせたグレードも追加されました。
そして直近の2020年5月には仕様変更が行われ、運転支援システムの強化や新グレードの追加、新たなボディカラーの設定などが行われました。
具体的には、後退時ブレーキサポートや後方誤発進抑制機能、リアパーキングセンサーのほか、全車速追従機能付きアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能、標識認識機能、後方から接近する車両を検知するブラインドスポットモニター(車線変更サポート付き)、さらには駐車場などで後方左右から接近する車両を検知するリアクロストラフィックアラートを全車標準装備に。そして全方位モニター用カメラには、周囲を立体的に360°確認できる3Dビュー機能も加わりました。
この仕様変更時にグレード構成の見直しも行われ、現時点(2020年10月下旬)におけるスズキ スイフトの主要グレードは下記のとおりとなっています。(※1/カッコ内は変速機の種別。※2/ここでは2WD車のみを表記。ハイブリッドSZ以外には4WD車も用意されています)
【フルハイブリッド車】
ハイブリッドSZ|208万7800円(5AGS)|フルハイブリッド
【マイルドハイブリッド車】
ハイブリッドRS|187万9900円(CVT)|マイルドハイブリッド
ハイブリッドMG|163万3500円(CVT)|マイルドハイブリッド
【ガソリン車】
RS|178万2000円~(5MT、CVT)|1.2L自然吸気エンジン
XG|153万5600円~(5MT、CVT)|1.2L自然吸気エンジン
「全方位モニター用カメラパッケージ」を装着する場合は、上記の価格よりも5万2800円高くなります。また上記の中の「5AGS」というのは、俗にセミATと呼ばれているもので(正しくはAutomated Manual Transmission、スズキ的にはAuto Gear Shift)、要するにマニュアルトランスミッションのシフト操作を自動で行うタイプの変速機です。中身はMTなのですが、クラッチペダルはないのでAT限定免許でも運転できます。
※このページの写真:ハイブリッド MG
次のページ>>おすすめはACCも標準で快適装備もそん色ないベーシックグレード
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ロシア軍の「可変翼機」が撃破される瞬間を捉えた映像が公開 側面から攻撃を受ける
アウディ新型「Q5」のラゲッジスペースは“遊びの相棒”として使える? 第3世代に進化した“スポーティなプレミアムSUV”の荷室をチェック
「えっ…300万円台から!?」 トヨタ新型「ランドクルーザーFJ」価格は? 斬新“カクカク”デザイン×ラダーフレーム採用の「ガチ仕様」で26年発売へ
ランボルギーニ「テメラリオ」800mストレートで300km/hに到達!?
車内喫煙が交通違反!? 自覚ゼロ!? あなたもやってるかも…「無意識違反」の落とし穴
ホンダ「DJ・1」(1985年)【80年代に登場したホンダのバイク図鑑】
約160万円! ホンダ最新型「“小さな”コンパクトカー」がスゴイ! 全長3.7mの「最安モデル」に“注文殺到”!? 圧倒的人気の尼国「ブリオ」とは
存廃揺れる「日本最短私鉄」 わずか2.7km――赤字を“広告費”として支える企業は存在するのか?
スペックの裏に隠されたGR GTの凄み【工藤貴宏】
旅の夜を彩る「華やぎの章 慶山」迫力の和太鼓ショー【心を満たす温泉宿24選】
プレミアム感増した「A3 スポーツバック」がリーズナブルに。アーバンな限定モデル
年末年始はクルマで出かけよう!9連休で行きたい国内旅行先ランキング NEWT
販売終了から1年半、三菱「RVR」復活か。コンパクトSUV「エクスフォース」の国内仕立て説が濃厚
「ヤリス」がついに“電動パーキングブレーキ”搭載。2月の改良で大型ディスプレイも採用して装備充実だが…コスト高で廃止される機能も
【販売網は他社の4分の1なのに売れすぎ】三菱「デリカミニ」が受注1万台超。“300万円級デリマルパッケージ”がオーダーの7割弱という異例の人気ぶり
新型トヨタ「ハイラックス」にワイドトレッド仕様の「GRスポーツ」が加わるか…オーストラリアで早くも話題に
スズキで一番売れている登録車は「ジムニー」でなく「ソリオ」。なぜ快進撃を続けるのか? 両車を深掘りして見えた“解”とは
新型「エルグランド」「パトロール」国内投入の真意。復活の青写真は? エスピノーサCEOがメディアに語った日産の未来
【新型「RAV4」、今買うと後悔?】納期“2年待ち”の可能性。一方で次期「ハリアー」は“日本専用&国内増産”で大本命かもしれないワケ
新型「ES」受注開始は年明け以降か。販売店に問い合わせ増も、ネットでは巨大サイズに厳しい声…成功の可否は「LS」の動向次第?
【どうなる?】合併破談から1年。日産とホンダの共同開発協議が再び報じられ“米国向けV6ハイブリッド”の行方が注目される展開に
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!