三菱の雪上試乗会で手応えを感じた、4輪駆動と電動化の近未来
掲載 更新 carview! 文:金子 浩久/写真:三菱自動車
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雪上試乗会に参加して、大いに期待が高まった。今度、三菱のクルマに長年乗っている人が不安がっていたら、話をして安心してもらおう。既存のSUVの地道な改良もしっかりと行われるのだ、と。
例えばアウトランダーは、近々発売予定のPHEV版の4輪駆動システムの電子制御に改良を施したものに乗ることができた。制御が滑らかで、雪の上での安定性がさらに増していた。
4輪駆動と電動化の近未来についてポジティブな話を聞き、実際に雪上で運転してその手応えをたっぷりと感じることができた。
しかし、欲を言わせてもらえば商品企画の戦略についてももっと知りたかった。現在と近未来の日本と世界をどう捉えていて、マーケットにどうアプローチしていくのか? クルマは”優れた機械”であることを求められると同時に、“魅力的な商品”でなければならない。デザインやコミュニケーションなどを含めた商品企画が重要になってくる。大切なのは単独の「技術」ではなく、「技術が裏打ちする商品企画」ではないだろうか。
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