【劇的】新型ロードスター、CN燃料、恐怖のウェット、マツダとの激闘…メディア4耐は今年も皆んな笑顔になるレースだった!
掲載 carview! 文:編集部/写真:編集部 1
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ワタクシ一人傷心の中レースが始まったわけですが、第1~2ドライバーは弊社の大ベテランで過去何度もメディア4耐に参加してきた松尾と宇田川。二人ともプライベートでサーキット走行に興ずる猛者です。
メディア4耐では、燃料の使用量が60L(満タン40L+20L給油)に制限されているため、最初から最後まで全開で走ることができず燃費が毎年ドラマを生む要因に(今年もドラマが……!)。松尾・宇田川はこれまで培ってきた秘伝の走りで燃費をセーブしつつ安定したペースを刻んでいきます。
そしていよいよ期待の新人、新木選手にバトンタッチ。途中から小雨が降るなか、まだリアルレースの経験が3回目(マツ耐に2回出ただけ)とは思えないほど落ち着いて、ミスのないスムーズな走りで快調に飛ばしていきます。その走りはまるで精密機械のよう。恐らくこれまで何千ラップとシュミレーターで筑波を走り込んできたのでしょう。やっぱり大事なのは走り込みの量なんですね。
ピットでの順位入れ替えなどはありつつ、トップ集団のまま及川選手(先生)へとバトンタッチ。歯科医師として働き、休みの日にはKYOJOカップの練習など忙しい日々を過ごされているにもかかわらず、事前にシミュレーターで練習してきてくれたそうで、日々のほほんと生きているワタクシは爪の垢を煎じて飲みたいものです。
そんな及川選手、筑波サーキットのレースは久しぶり&急に雨足が強くなる&日没で真っ暗という最悪の条件が重なる中、ウエットによるタイムロスを最小限に抑え、事故なく安全にワタクシへとタスキを繋いでくれました。いや本当、あの悪コンディションは普通に走るだけでも相当大変なんだから!
そしていよいよワタクシの番。もう泣いても笑っても最後まで走り切るしかありません。8番手でコースイン。しかも! 燃料計を見ると、ウエットコンディションとなったためか予想以上に燃料がたっぷり残っているではありませんか。まだ小雨が降り頻る中監督から「タイム上げられる?」との無線が……。
今年から監督がワタクシの上長へと変わったため、上司の命令は絶対服従です(やっぱりサラリーマン)。今回の走りいかんで次回のボーナスが決まる……かどうかはわかりませんが(そもそも予選でやらかしている)、できる限り頑張ってみます。
新型の目玉の機能の1つが「DSC-TRACK」。これまでのDSCよりも介入が遅く、スピンするギリギリまで介入を抑えつつ、最後の危険な領域ではしっかりスピンを抑えてくれるサーキット向け電子制御ですが、これがウエットではピカイチ。
雨が小康状態となり、時々刻々と路面コンディションが変化する中、安心して攻め込むことができました(というか何度も助けられました……)。雨のレースにもかかわらず大きなクラッシュや赤旗中断にならなかったのは、DSC-TRACKのおかげでしょう。ワタクシのようなアマチュアにはまさにピッタリの装備でした。うちのロードスターにも欲しいよぉ。
(次ページに続く)
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