登場から6年でも販売堅調な「CX-30」、人気のポイントとは。改良控えるも“フルモデルチェンジ”は29年に？

CX-30

一部改良の内容は？ 全面刷新はしばらく先か

2019年に登場したCX-30は、マツダのほかのモデルと同様に、毎年のように改良を行なってきました。

直近となる2024年7月の一部改良では、グレード構成の刷新にくわえ、エアコンやシートヒーター、電話の受発信、ナビの目的地設定などを音声操作できる「アマゾン アレクサ」などの先進機能が新たに採用されています。

では、2025年内にも発表されると見られる次回の一部改良では、どのような変更が行われるのでしょうか？

前出のマツダ販売店関係者は「現時点では具体的な内容はわからない」としつつ、次のように私見を述べます。

「CX-30の一部改良の内容については、マツダ3の動向がヒントとなるかもしれません。CX-30とマツダ3はプラットフォームなどを共有しており、これまでの改良の内容も似ています。

また、過去の例を見ると、マツダ3の改良はCX-30よりも先になるケースが多いようです。

そのため、マツダ3の一部改良が発表されたら、その直後にほぼ同様の内容でCX-30も改良される可能性が高そうです。

とはいえ、今回の改良ではエクステリアやインテリアのデザインに大きな変更はなく、細かな部分の変更や新グレードの追加などがメインになると予想しています」

ある海外メディアは「CX-30は2029年にフルモデルチェンジを行う」というマツダ関係者のコメントを報じています。

これが事実であるなら、次回の一部改良はやはり軽微なものとなりそうです。

（終わり）

（写真：マツダ）