若者向けセンスで韓国に抜かれる? ポップで陽キャな「インスター」に日本メーカーは奮起せよ!
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 61
掲載 carview! 文:編集部/写真:ヒョンデ・モビリティ・ジャパン 61
さて、担当的にはデザインに注目したいところ。例えばエクステリアからは日産コンパクトカーの名車「キューブ」や、欧州車レベルと言われた先代のスズキ「アルト」あたりも連想しましたが、インスターはもっとポップで陽キャというか、今の日本車にはちょっと見かけないキャラクターを感じます。
>>インスターの内外装や、日本の誇る名車キューブと8代目アルトのデザインを見る
前後に配されたグリッド状のLEDグラフィックや円形のデイライト&テールライト、205/45R17のワイドなタイヤ、フラットなサイドパネルに盛り上がったマッチョな前後フェンダーなど、ポップかつキュートな印象は若い世代にもウケそう。
内装も同様で、フルデジタルメーターやお洒落系オーディオコンポのようなエアコンの操作パネル、間接照明されたダッシュボードやドアパネルなど、無印良品のリビングのような質感や心地良さが伝わって来ます。
<インスターのその他のスペック>
・荷室容量|280リッター
・最高出力|97ps(スタンダード)/115ps(ロングレンジ)
・バッテリー容量|42kWh(スタンダード)/49kWh(ロングレンジ)
・タイヤサイズ|最大205/45R17
・0-100km/h加速|11.7秒(スタンダード)/10.6秒(ロングレンジ)
・最高速度|140km/h(スタンダード)/150km/h(ロングレンジ)
・EV航続距離|300km以上(スタンダード/)355km(ロングレンジ)
ちなみに欧州での価格は2万4000ユーロ(約408万円、1ユーロ170円で計算)~とのことで、日産「リーフ」(40kWh)のベースグレード「X」などとほぼ同等のイメージ。サイズからすると安くはありませんが、先進安全装備も満載のお洒落系コンパクトカーと考えれば、それなりの納得感があるのではないでしょうか。
|あわせて読みたい|
>>「アリア ニスモ」と好対照!? 韓国発「アイオニック5N」がゲーム感覚
>>未来感溢れる新型コンパクトSUV、ヒョンデのBEV「コナ」の価格は399万~
その昔、日産キューブが韓国のカーデザインに影響を与えたというのは有名な話ですが、今の日本ではBEVに限らず、ポップなデザインのクルマの選択肢が少なくなってきているのは、クルマ好きとして寂しい気もします。プレミアム系やスポーティ系のモデルは豊富なんですけどね…。
というわけでお隣の韓国メーカーと競い合って若者向けの魅力的なコンパクトカーがもっと出てくるといいなという希望を込めつつ、引き続き日韓のカーデザインの未来に注目したいと思います!
(終わり)
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
事故による修理費を最も多く負担させたドライバーは?『F1チャンピオンシップ・オブ・レッカーズ』
2色のブラックで精悍スタイリングを実現。N-BOXカスタム「BLACK STYLE」発売
日産「“2ドア”次期シルビア!?」に“反響殺到”!「レトロなのに新しい!」「“ワル&カッコいい”日産スポーツカー復権を」の声も! 超パワフルな「ターボ×後輪駆動」採用した小型“FRクーペ”「IDx」とは!
【MotoGP】不振極まったバニャイヤ、やっぱり圧倒的強さのマルケスが影響? ベテランチーム監督が指摘
人呼んで「近鉄道路」 築95年の橋がついに架け替え開通! 走りにくかった“鉄道時代の遺構”が消滅
防水トレー? 生地タイプ? 冬に選ぶべきラゲッジマット決定版~Weeklyメンテナンス~
牧野任祐が最速タイム。坪井、阪口が続く|スーパーフォーミュラ合同・ルーキーテスト:2日目午前タイム結果
生産わずか38台 伝説の「スカイラインGT-R」をオークションで発見 26年前に登場したスパルタン仕様 BNR34「VスペックN1」ってどんなクルマ?
野尻智紀がスーパーフォーミュラ“推しドラナンバーワン”に輝く。チームはMUGEN、最速タイヤ交換はトムスが受賞
インディカーからF1への道が広がる。スーパーライセンス制度が見直され、インディへのポイント配分が増加
スーパーフォーミュラ鈴鹿テスト2日目午前は牧野任祐がトップタイム。新人ブルツがコースオフ
ディーゼルがなくなった点が惜しまれる。新型「CX-5」は本当にフルモデルチェンジといえるのか?
全長5mオーバーの「LS」級サイズになった新型レクサス「ES」は2026年春発売。大型インフォ画面やフレグランスの未来感ある演出にも注目
「ヴェゼルRS」の販売が好調! 近年各社から“スポーティグレード”が多数登場している興味深い背景
【トヨタ「GR GT」は“世界と戦える”のか?】V8ハイブリッド×アルミ骨格の怪物スペックに潜む弱点と、成功するための“決定的な条件”とは
新型トヨタ「ハイラックス」をタイで現物取材! 耐久性・走行性能・乗り心地の3本柱で進化した中身のポイントとは?
【まさかの展開】ガラパゴス扱いだった軽が欧州標準に? EU「Eカー」構想が映し出す中国EVの脅威と日本の軽への期待
トヨタ新型「ハイラックス」の国内仕様はディーゼルのみ。豪州のBEV仕様は“鉱山向け”という割り切った電動化プラン
【激戦】の軽スーパーハイトSUV。新型「デリカミニ」が「N-BOXジョイ/スペーシアギア/タントファンクロス」を追い詰める!?
「スーパーワン」が“白ナンバー”ってどうなの? それでも「文句なく走りを楽しめるクルマ」がホンダから出る必然性とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!