早くも人気沸騰のクラウンスポーツ。納車が長くても“買い”だと思う3つの理由
掲載 carview! 64
掲載 carview! 64
ついに発表されたトヨタの新型「クラウンスポーツ」。先だってデビューした「クラウンクロスオーバー」に続く新生クラウン第2弾は果たして「買い」なのか。今回は、購入検討中の方に向け、そのコスパや装備内容を探ってみたい。

<写真:クラウンスポーツ>
まず、始めに残念なニュースからお知らせすると、クラウンスポーツは既に早期の納車枠が埋まってしまい、HPの発表では、「販売店にお問い合わせを」となっているが、情報筋によると最長1年半程待たされることを覚悟しなくてはならない模様。つまり、いくらこのモデルに惹かれ、懐に余裕があっても、スグに乗ることはできないようなのだ。
特に愛車が車検間近という方には何とも残念な限りだが、逆に捉えると、それだけの人気ならばいずれ手放す際のリセールも期待でき、ややお高い車両価格でも「買い」判断の好材料となる。

<写真:クラウンスポーツ>
>>クラウンスポーツってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>クラウンスポーツのユーザー評価はこちら
>>秋登場「クラウン“スポーツ”」と比べるべきは「NX」。割安感でクラウンが一歩リードか?
そして、今回トヨタから発表されたクラウンスポーツの価格は590万円。これは通常のハイブリッド(HV)とプラグインハイブリッド(PHEV)のうち、より安いHVの価格で、PHEVについては後日価格が明らかにされる。
なお、HVの価格発表が先行したのは販売開始が早いからで、スケジュールとしては11月頃にまずHVが発売された後、12月頃にPHEVが追加される見通しだ。気になるPHEVの価格については、「RAV4 PHEV」と同じパワートレーンを採用すると見られており、RAV4におけるHVとPHEVの価格差が約130万円であることから、おおよそ720~730万円程度に設定されるのではないか。

<写真:RAV4>
>>RAV4ってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>RAV4のユーザーと専門家の評価はこちら
>>RAV4の中古車情報はこちら
HVで600万円弱、PHEVで700万円台前半という価格は絶対的には高価なものの、スタイリッシュなプレミアムスポーツSUVという括りだと、例えばレクサス「RX」のHVモデルは758万円、PHEVモデルは872万円なので、クラウンスポーツより百数十万円も高い。
確かにHVモデル同士でクラウンスポーツとRXを比べると、RXのフロントモーター出力がより強力(クラウンスポーツ:119.6PS、RX:182PS)など差別化ポイントはあるが、逆にクラウンスポーツはレギュラーガソリン仕様になっているなど、日常使いには嬉しいポイントもあり、総合的にはクラウンスポーツのお買い得度が光ってくる。
また、クラウンスポーツは装備内容もプレミアムモデルにふさわしく充実しており、シートベンチレーション付きの本革シート、10スピーカーのプレミアムオーディオシステム、スマホのおくだけ充電機能などは全て標準。
そもそも、オプションで追加できるアイテムがパノラマルーフ(11万円)、スマホを使ったデジタルキー(3万3,000円)程度しかなく、吊しの状態ですでに「フル装備」状態なのだ。

<写真:RX>
>>RXってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>RXのユーザーと専門家の評価はこちら
>>RXの中古車情報はこちら
>>RX PHEVってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>RX PHEVのユーザーの評価はこちら
>>RX PHEVの中古車情報はこちら
逆にクラウンスポーツで気をつけたい点としては、スポーツ性能を優先して短めのボディとなっているため、荷室容量がスペアタイヤ非装着車で397LとSUVにしてはやや少ないところ。この点、例えばRAV4は580L、クラウンクロスオーバーでも450Lはあるので、大人数でレジャーに行きたいという向きは注意してほしい。
さらに、車高が1,565mmと惜しくも大半のタワーパーキングに入らないサイズなのも残念だが、ここは使い勝手を少々犠牲にしても美しいプロポーションを優先したと解釈したい。
以上、販売開始間近のクラウンスポーツをチェックしてみた。是非、購入検討の参考にしてもらえたら幸いだ。

<写真:クラウンクロスオーバー>
>>クラウンクロスオーバーってどんなクルマ? 価格とスペック情報はこちら
>>クラウンクロスオーバーのユーザーと専門家の評価はこちら
>>クラウンクロスオーバーの中古車情報はこちら
<終わり>
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
BMW、R 12の限定モデル発売…ゴールドストライプとボバースタイル採用
マツダ“新”「コンパクトSUV」がスゴイ! ジムニー級「地上高」&「エアエディション」追加! 220馬力超えの「ターボエンジン」搭載の米国「シーエックス サーティー」とは
「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
クルマの鼻先を黒く覆う「ノーズブラ」ってなに? アメリカらしさの演出に欠かせないアイテムの正体とは
大切なファンを待たせたので900万円。アストンマーティン、アロンソ&ストロールのイベント欠席で多額の罰金。誠意のサイン入りキャップ配布へ
新型イプシロンもちゃんとランチアであった話【日本版編集長コラム#59】
「おい信じられるか? ここ全部“海”だったんだぜ…?」 高速道路の“ナゾの橋”の下で“遺構”を発見! 周りは千葉の住宅街!?
モリタ「未来の消防防災アイデアコンテスト2026」開催 全国の小中高生から作品募集
ヤマハの“万能スポーツバイク”「YZF-R7」の2026年モデルが登場 何が変わった? ネットでは「実質フルモデルチェンジ!」といった声も
ルーキーが宙を舞うクラッシュで驚愕の幕開け。フォーミュラEシーズン12初戦は元王者デニスがポール・トゥ・ウイン
エンジン関連部品の交換修復を経て予選へ。チームプレーで僚友の“勝負を決めた”アタックを実現【角田裕毅F1第24戦展望】
小型車サイズで日常使いもOK!日産「キャラバン」“標準ボディ”で夫婦旅が快適にできるキャンパー『ZERO』登場
290万円の「デリカミニ」登場で“価格天井”が崩壊。なぜ軽自動車の“高価格化”が止まらないのか
22万kmでも海外オークションで400万円超えた三菱「パジェロ エボ」。もし左ハンドルがあったら倍になってたかも?
【知らなきゃ損】実は“革シート=動物が可哀想”じゃなかった。専門家が語るレザーの真実と、捨てられる牛皮“45%”の衝撃的現実
「クロスビー」が“実質フルモデルチェンジ”で昨対比269.8%と大復活。コンパクトSUVの王者「ライズ」を脅かす存在に!?
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!