プリウスよりこっちでは!? 登場間近の新型「C-HR」は300万円前半~が有力
掲載 carview! 文:小林 秀雄/写真:トヨタ自動車 90
掲載 carview! 文:小林 秀雄/写真:トヨタ自動車 90
>>C-HRハイブリッドのカタログ情報をチェックする
>>C-HRハイブリッドの専門家とユーザーのレビューをチェックする
トヨタの欧州法人であるトヨタ・ヨーロッパは、2022年12月に次期「C-HR」のデザインコンセプトと言える「C-HR プロローグ」を発表しました。現行のC-HRは既に日本国内での販売を23年内に終了すると報じられていますので、いよいよ新型プリウスとプラットフォームを共有する次期型C-HRの発売も間近であることを示唆しています。
>>正式予告された次期トヨタ「C-HR」の予想価格は300~450万円。
振り返りますと、初代C-HRは14年のパリモーターショー、15年のフランクフルトモーターショーで立て続けにコンセプトモデルが出展され、16年3月のジュネーブショーで市販モデルがワールドプレミアされました。日本での発売は16年の12月。デザインや開発を欧州が主導し、順を追って世界各地にリリースするという流れは、新型でも同じのようです。<上の写真:現行C-HR、ページTOPの写真:C-HR プロローグ>
初代C-HRは先代のプリウスに続きTNGAを採用した第2号車として登場。1.8Lハイブリッドと1.2Lガソリンターボを採用し、19年10月のマイナーチェンジで1.2Lターボ車に6速MTが追加されました。
>>C-HR(ガソリンモデル)のカタログ情報をチェックする
>>C-HR(ガソリンモデル)の専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>C-HRハイブリッドのカタログ情報をチェックする
>>C-HRハイブリッドの専門家とユーザーのレビューをチェックする
当時、トヨタ・ヨーロッパはトヨタ車に共通するデザイン文法として「キーンルック」(知的で明晰な印象を与えるトヨタ独自のフロントの表情)という表現をよく使っていましたが、その代わりに新しく登場したキーワードが「The HAMMERHEAD(ハンマーヘッド)」です。
ハンマーヘッドとはシュモクザメを意味し、すでにbZ4Xや新型クラウン、そして新型プリウスにも採用されていますので、やや見慣れてきた感もあるのではないでしょうか。具体的には細身のLEDランプをコの字型にしたデザインがシュモクザメに似ていることから、トヨタ社内で使われるようになった表現だそうです。
<上の写真:新型クラウンクロスオーバー>
>>クラウン クロスオーバーのカタログ情報をチェックする
>>クラウン クロスオーバーの専門家とユーザーのレビューをチェックする
<上の写真:新型プリウス>
>>プリウスのカタログ情報をチェックする
>>プリウスの専門家とユーザーのレビューをチェックする
同じくフロントにハンマーヘッドを採用するC-HRプロローグですが、サイドビューを見ますと個性的なプレスラインや有機的なアピアランスに初代C-HRの面影を見ることができます。
<上の写真:C-HR プロローグ>
ボディカラーはメタルシルバーとカーボンブラック、オレンジっぽいアクセントカラーを加えた3トーンの塗り分けを採用していますが、市販型でも同じような設定があるのか気になるところです。
パワートレインはプリウスと同じハイブリッドとプラグインハイブリッドが採用され、1.2Lターボ車は廃止されます。発売時期は23年5月とも噂されていましたが、最近のトヨタは新型車の長納期化が慢性的になっているだけに、延期の可能性もあるなど余談を許しません。
>>C-HRハイブリッドのカタログ情報をチェックする
>>C-HRハイブリッドの専門家とユーザーのレビューをチェックする
予想される発売価格ですが、まずは新型プリウスの価格が参考になるはずです。新型プリウスの1.8Lハイブリッド車である「X」はFFが275万円、4WDが297万円。新開発の2.0Lハイブリッドは「G」のFFが320万円、4WDが342万円、「Z」のFFが370万円、4WDが392万円となっています。
初代C-HRが発売された時のハイブリッド車の価格は、先代プリウスの同等グレードより若干高い値付けになっていました。次期型C-HRに採用されるハイブリッドが1.8Lか2.0Lか、それとも両方採用されるのかはまだわかりませんが、次期型もプリウスより高付加価値モデルとして位置付けられると考えられますので、仮に1.8Lだった場合はスタートプライスでギリギリ300万円を下回るかどうか、2.0Lの場合は330万円弱~の価格帯になるのではないでしょうか。
<上の写真:C-HR プロローグ>
国内ラインナップだけを見ても「ライズ」「ヤリスクロス」「カローラクロス」「RAV4」「ハリアー」「クラウンクロスオーバー」と豊富なSUVが設定されている中、次期型C-HRが初代と同様、どのSUVとも異なる明確な個性をもって誕生することだけは間違いなさそうです。もし今、コンパクトSUVの購入を検討している人であれば、次期型C-HRの正式発表を待ってみるのもいいのではないでしょうか。
>>ライズの専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>ヤリスクロスの専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>カローラクロスの専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>RAV4の専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>ハリアーの専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>クラウンクロスオーバーの専門家とユーザーのレビューをチェックする
>>C-HRの専門家とユーザーのレビューをチェックする
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
レクサス『LX』初のハイブリッド「700h」、今春米国発売へ
マツダの意地をみた! 酷評されたCX-60の「走りの粗」をCX-80で劇的改善できた理由とは
海外F1記者の視点|レッドブルとホンダ、2026年以降も関係を続けることはできなかったのか?
ただの灯油を運ぶ商用トラックだったのに中古高騰! 趣味人にもカスタム派からも熱視線を浴びる旧車「サニトラ」とは
【オーストラリア】トヨタ新型「ランドクルーザープラド」に大反響! 「懐かしいグリルデザイン」「装備豪華すぎ」の声も! 精悍カクカクボディ&Vアクティブテクノロジー搭載のSUVがスゴイ!
マツダから出る新型スポーツの情報をキャッチ! 人気のジムニーノマド情報も充実のベストカー3/10号発売中
【試乗】都会派オシャレSUVは悪路でどう? レヴォーグ・レイバックを雪道で試す!
今年も「OKISHU」! 大谷翔平選手と松山英樹選手と共に? パワーアップして「大阪オートメッセ」に参戦!?【吉田由美のカーライフ日記】
150kWの高出力を謳っているのに2台同時に充電したら90kW程度しか出ない! 日本の「EVの急速充電器」の謎
【スクープ】日本復活はある!? 三菱「パジェロスポーツ」後継モデルの最新情報をお届け!
ウイングレットがすごい!BMWの新型スーパースポーツ『S 1000 RR』日本発売
大阪は電動モビリティも元気いっぱい! ヒョンデの超注目EVにスズキ初の電動モペットなど見どころたくさん
【冬でも常にONはムダ?】カーエアコンの「A/Cボタン」の本当の機能と、正しい使い方を解説
【2年後登場】VWの超低価格ベーシック車「ID.1」を待つ厳しい船出。なぜヒットは難しいのか?
【逃げられないの?】増殖中の「ゲートなし・ロック板なし」駐車場は、運営者も利用者もメリットだらけだった
改良版「ソリオ」の顔面にネット震撼。マイルドハイブリッドに高評価も「20~30万円アップはきつい…」の悲鳴
【軟派なSUVとは別次元】「アウトランダー」と「トライトン」が雪上で見せた“三菱四駆の頼もしさ”の正体とは
スランプ気味「N-BOX」と最近好調「スペーシア」。王座防衛戦でキングに“足りない魅力”とは?
【ぼったくり注意】オイル交換頻度の正解は?「5000kmもしくは半年」は店に騙されているのか
【本当はどうなの?】「フロンクス」オーナーのリアルな本音…機能・コスパ◎も、弱点は狭さとパワー不足
夢の技術「スカイアクティブX」終了のニュースは本当? 噂の「スカイアクティブZ」との関係は?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!