【高性能なだけではダメ?】新型GRカローラが先輩GRヤリスを超える“伝説の名車”に育つ鍵はナラティブ(物語)にあり
掲載 更新 carview! 文:杉山 元洋 33
掲載 更新 carview! 文:杉山 元洋 33
より速く、より遠くへ。
ドライバーにとってクルマは移動手段であると同時に、夢を叶えてくれる存在でもあります。
スペックも価格も化け物級のスーパースポーツには大きな夢がありますが、2025年3月に発売される新型GRカローラも「手の届く夢のクルマ」としての魅力が詰まっています。
GRカローラとは、カローラスポーツをベースにハイパワー&ワイド化した特別なモデル。
2023年にデリバリーが開始された初代は半導体不足の影響から生産台数が絞られ、抽選での台数限定販売となりましたが、今回の新型ではとくに「生産台数の制限は設けていない」ということも話題となっています。
新型の主なスペックはこんな感じ。
エンジン:G16E-GTS(1500cc直列3気筒ターボ)
最高出力/最大トルク:304ps/400Nm
全長×全幅×全高:4410×1850×1480(mm)
車重:1480kg(6MT)
トランスミッションは6速マニュアルのほか、GRヤリスに搭載されていた8速AT(GR-DAT)も用意。スーパー耐久などレースの現場から得たノウハウで、高速コーナーでの旋回性能、加速性能や冷却性能なども改良されているとのことです。
特筆すべきは400Nmという、現行型比で30Nm増大したトルクでしょうか。そして気になるお値段は568万円(6MT)/598万円(8AT)となっています。
「カローラにしては高すぎる」という声のほか、「もっと台数を作ってくれ!」など、強めの言葉もSNSでは見かけましたが、それはファンの「本気(マジ)で欲しい」という魂の叫びにも感じられます。
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