【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
掲載 carview! 文:編集部 36
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好みは人それぞれではありますが、まずはデザインから。
前述した通り、直線基調でスクエアなボディに、ブラックアウトされたパーツやシルバーの加飾でよりタフ感を強調した新型クロスター。デリカD:5も、直線基調のボディにシルバーの加飾などで迫力を強調していますが、全体のシルエットこそ近しいものの、こちらは大型ミニバンらしい重厚感や高級感を表現するためかブラックアウトされたパーツは少なめです。
また、デリカD:5が三菱のアイデンティティである「ダイナミックシールド」フェイスやLEDライトで迫力を演出しているのに対し、新型フリードは角丸四角のコロンとした丸みのあるモチーフを組み合わせることで親しみやすさやモダンさを表現しています。
リアからの見た目は、左右中段に配されたテールライトやガラスエリアの比率などが近しく、この辺りが両車似ていると言われる所以なのかも。しかしこれは、似せているというよりミニバンとしてのスペース効率や後方視界などを満たそうとすると、ある程度似てきてしまうのは仕方ないのかもしれません(?)。
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デリカD:5の方が圧倒的に大きいのは言うまでもないですが、せっかくなのでボディサイズも大真面目に比べてみます(括弧内は差分)。
新型クロスター:全長4310×全幅1720×全高1755mm
デリカD:5:全長4800(+490)×全幅1795(+75)×全高1875(+120)mm
街中での取り回しや、運転に不慣れなユーザーでも困らないサイズで、コンパクトカーの延長として乗れるクロスターに対し、3列目までしっかりと使えて荷物もたくさん詰めるタフなミニバンとして巨躯を誇るデリカD:5。
実際にデリカD:5に乗ると、目線の高さも相まって大きなクルマを“操縦”している感があるので、自身の運転スキルや使う用途・シチュエーションで吟味した方が良さそうです(当たり前)。
(次ページに続く)
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