【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
掲載 carview! 文:編集部 36
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現在のところ、クロスターはハイブリッドである「e:HEV」とガソリンモデルの2つをラインアップすることが発表されていますが、具体的なスペックは未発表。そこで、現行モデルなどからスペックを引用しつつ、パワートレインを比べてみようと思います。
まず件のe:HEVですが、こちらはホンダ「フィット」とほぼ同スペックだと仮定して話を進めます。また、このタイミングで新型エンジンを搭載することもなさそうなので、ガソリン車は先代をキャリーオーバーするとします。
新型クロスター(e:HEV):1.5L 直列4気筒ガソリンエンジン+モーター(予想)
現行クロスター(ガソリン):1.5L 直列4気筒ガソリンエンジン×CVT
デリカD:5:2.2L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン×8速AT
最高出力/最大トルクを比較してみると…
新型クロスター(e:HEV):123PS/253Nm(*)
現行クロスター(ガソリン):129PS/153Nm
デリカD:5:145PS/380Nm
*:フィットe:HEVの走行用モーターの値
気になる燃費ですが、e:HEVは恐らくライバルのシエンタ(ハイブリッド)に寄せてくると思われるので、FF車で28.0km/L(WLTCモード)に近い値になるのではないでしょうか。ちなみに現行のガソリン車(FF)は17.0km/L(WLTCモード)です。
一方のデリカD:5は、13.6km/L(WLTCモード)。軽油なのでランニングコストは低いですが、2t近い車重と4WDであることを考えると分が悪いのは致し方のないところ。
モーターのスムーズな走りと燃費を重視するならクロスターのe:HEV一択、特にこだわりはなく車両価格を抑えるならガソリンのクロスター、ディーゼルの大トルクと軽油のランニングコストの安さを味わいたいならディーゼルのデリカD:5、といったところでしょうか。
ちなみに、デリカD:5のエンジンは、ディーゼル特有のガラガラ音と振動がこのご時世にしてはかなり強め。それがデリカD:5のキャラクターに妙にマッチして味わい深さを生んでいるのですが、現代車に慣れたユーザーはちょっとビックリするかも(?)。
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