運転する楽しさだけでなく安全性や燃費も大事…本当の意味で「ドライブに向いているクルマ」を考えてみた

マツダ ロードスター

ドライビングプレジャーは満点「ロードスター」

説明不要の、マツダの超名作オープン2シータースポーツ。2人しか乗れないという点が実生活においてネックになる場合もあるだろうが、こと「ドライブを楽しむ」という観点で考えるなら、これ以上の車はそう簡単に見つかるものではない。

まず、「気持ちよく運転できる」という点については、ほぼ100点満点。いわゆる人馬一体の感覚はこのうえなく痛快で、ちょっとした道を普通に直進し、普通に角を曲がるだけでも楽しい。それを半日ほどじっくり運転できるというのは、幸せ以外の何物でもない。

いわゆる運転支援システムがめちゃめちゃ充実しているタイプの車ではないが、それでもスマート・ブレーキ・サポート等々は、普通に標準装備されており、WLTCモード燃費は16.8～17.2km/Lと及第点。

そして、乗り心地もハードな改造がされている中古車でさえなければ、ぜんぜん悪くない。ついでにいえば、荷室も決して激狭ではないため、旅先で購入した大きめのおみやげなども、普通に収容できるだろう。

中古相場は、走行2万km台までの物件に限定したとしても、総額240万～280万円付近で購入可能だ。

（終わり）

（写真：スズキ、スバル、マツダ）

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