マクラーレン史上もっとも身近な「スポーツシリーズ」とは?
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:マクラーレン・オートモーティブ
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:マクラーレン・オートモーティブ
P1を除く現行マクラーレンは、車名の数字がエンジンのパワーを表している。つまり「570S」は570ps、「540C」は540psというわけで、そこから推測すると「650S」のパワーダウン版とも取れる。だとしたら、それだけで価格を1000万円も下げられるのか、と思うだろう。
スポーツシリーズを名乗るこの2車、実際は650Sの単なるパワーダウン版ではない。前記のとおり基本構成は650Sなどのスーパーシリーズと共通し、ボディサイズも650Sとほとんど変わらないが、例えばカーボンモノコック自体はモノセルIIと呼ばれる新設計で、650Sに使われているものとは別物だ。
これはサイドシルの幅を狭くすると同時に、ドア前部に当たる位置の高さを削るなどして、乗降性を大幅に向上させたものだ。しかもそれでいて剛性は650Sと同等の数値を確保しているという。
変更の手はサスペンションにも及んでいる。4輪ダブルウィッシュボーンという基本形式はスーパーシリーズを受け継いでいるが、各輪のダンパーを関連づけることでフラットにして快適な独特の乗り心地とシャープなハンドリングを両立させているプロアクティブシステムは、スポーツシリーズには採用されていない。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
光岡『ファイナル ヒミコ』発表、17年の歴史に幕 中古車ベースで生産
10%の英ドライバーは故障につながる、ある単純な部品を一度も点検していない!?
バイクのある日常をテーマにしたイラスト展「HAVEABIKEDAY.Vol.7」がユナイテッドカフェ世田谷店で3/19~31まで開催!
新しい「“マイナ”免許証」まもなく交付スタート! これまでにない「カード一体化」でどんなメリットがある? 「更新が楽」「ちょっと安くなる」ことも 特徴は?
ランエボ使いが[ドイツ製スポーツカー]を20年以上も相棒にした本当の理由ってなんだ?
「フォルクスワーゲン・IDバズ カーゴ」が「フリート ニュース アワード 2025」で「ベスト スモール バン」に選出
【動画】KGモーターズの小型EV「mibot」に先行試乗。小さいのに実用性が高い、110万円のひとり乗り原付ミニカー
2戦連続Q2進出のデビュー。SFライツ王者のルーキー小出が見せた“レース中の進化”
【2025年FIA F2をイチから学ぶ】鍵はドライバーの腕とチーム力。F1登竜門の注目ポイント
これが最後の10台に。ミツオカの2シーターオープン『ファイナル・ヒミコ』が限定発売
BMWの新世代EV「ノイエ・クラッセ」、4つの高性能コンピューター「スーパーブレイン」搭載へ
アルピーヌ育成ミニがポールポジション獲得。マルタンスを退ける……宮田莉朋は12番手|FIA F2メルボルン予選
【実際どうなの?】「WR-V」オーナーのガチな本音…コスパは魅力的。でもやっぱり“割り切り”が必要!
「ジムニー」の“進化”を大胆予想。軽、3ドアのシエラ、5ドアのノマドときたら…次はピックアップトラックで決まり⁉︎
やっと出た「エステート」にもマット塗装追加! “ザ・クラウン”でしか買えない特別仕様車は今夏発売
【やっと】「エステート」発売。フルフラットな広大ラゲッジで史上最もアクティブなクラウン…635万円から
欲しくても買えない…注文殺到で長納期化の「ランクル」や「ジムニー」。なぜメーカーは増産しないのか?
レクサス「LM」が前年比477%増と売れまくり。1500万円超の高額車をヒットさせるトヨタの“したたかさ”
“トランプ関税”で次期シビックがメキシコ産から米国産に?「アメリカ・ファースト」が日本車に与える影響とは
【1年半遅れ】今春登場の新型「ムーヴ」…HEVナシ、20万円値上げも“スライドドア採用”で一発大逆転へ
「やっちゃえ日産」よ再び! 余計なお世話は承知の上で、今必要なのはe-POWERだけじゃなくてこんなクルマ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!