モダンに変身マスタング&フォーカスにも先乗り
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:中野 英幸
さて、今回の試乗会は嬉しいオマケ付きで、今年の2月か3月に日本上陸を果たすフォード・フォーカスにもチョイ乗り! コイツはcarview読者ならご存じの欧風コンパクトで、アチラじゃ「VWゴルフのライバル」として真っ先に名前が挙がる存在だ。
日本ではゴルフが強力過ぎる余り、最近入ってなかったが、フォードジャパンの復活ともに再び入荷されることになった。個性派揃いのヨーロピアンブランド。実際、日本でどれくらい売れるかは価格設定にもよるし、そうそう簡単にゴルフの牙城を崩せるとは思えないが、ほどよく実用的でなおかつゴルフとは確実に味が違う。アマノジャクなクルマ好きにはぜひ注目して欲しい1台だ。
まず注目すべきはデザイン。シンプルかつ実用優先のゴルフとは違い、独特の有機的フォルムが自慢。ある意味、今のトレンドがバランス良く配合され、唯我独尊、堅物のゴルフに対し、柔軟で調整型のフォーカスと言えなくもない。
それとインテリア。日本人は「フォード」と聞くと条件反射でアメリカ的なダイナミックかつコージーな居住空間を想像するが、最新フォーカスはひと味違う。インパネにしろ造形は結構タイトに作られ、造形は細かい。クラシカルなマスタングとはちと違う。
それと走りのテイストだが、かなりの個性派だ。とにかく居心地が妙によい。小径のステアリングを握り、シートにすわると座面は結構たわんで「スポッ」という感じで身体がハマる。
ステアリング特性は非常にクイックなのだが、直進性がやたらに高く、VWゴルフ的なダイレクトさとはまた違った、独特の味付け。漠然と、フランス車的な個性に近いかも? と感じた。長距離走ってみないとわからないが、ゴルフやトヨタ・オーリスとは確実に違う世界観であり、そこは本格導入された時に試してみたいもの。とにかく急速復活を遂げるアメリカンブランド。今後の動向に注目なのだ!
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