CX-3の魅力を北海道ドライブで再発見。味付けのキモとは?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:篠原 晃一
ご存じ「CX-3」は、マツダ気合いのコンパクトカー「デミオ」のエンジンやプラットフォームを使って作った新世代クロスオーバーだ。
エンジンは1.5リッターSKYACTIV-Dの一本に絞っており、基本パーツの7割がデミオと共通だというが、エンジンはピークパワーの105psはそのままにピークトルクを270Nmへと20Nmアップ。さらにディーゼル特有のノッキング音を減らす「ナチュラル・サウンド・スムーザー」をベーシックグレード以外に設定している。
そしてなにより、外観が全く違う。デザイントップの前田育男さんが「一番理想のカタチです」と言うように、デミオとの共通パネルは一切なく、塊感があって、エッジが研ぎ澄まされた魂動デザインはストレートに凄い。マツダ流の5角形グリルや、アクリルブロックLEDを使った猛獣の目のようなヘッドライトはデミオに似てはいるが、よりワイルドだ。
実際、購入動機のナンバーワンは「スタイル」で、現状国内で月に4000台弱ほど売れてるが、兄貴分の「CX-5」とはほとんど食い合わないどころか、お客の約7割が他ブランドからの乗り換えとか。まさにポイントゲッターであり、マツダイチのイケメンナンパ屋!? ってわけだ(笑)。
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