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CLSシューティングブレーク&スマートEV試乗

ワゴンにだって官能があっていい

CLSが2代目へと継続した理由はもちろん、そこに需要があるからゆえ。しかしそれだけに終わらせないのがドイツの自動車メーカーらしい部分。流行は自らが作り出すということを熟知しており、今度は4ドアクーペのワゴン版を企画したわけだ。

シューティングブレークとは本来、“2ドアクーペをベースとしたワゴン”的な、狩猟等に使うためのクルマを指した言葉だが、CLSシューティングブレークは先にも記したように4ドアがベースのワゴンである。しかしただの4ドアでなく4ドア“クーペ”がベースであるがゆえ、シューティングブレークと名付けたのだろう。いや、もとをただせば“4ドア・クーペ”というのも昔からの厳格な表現からすれば間違いではある。が、今や世に求められているのはカタチを示す適切な表現であって、その上では「4ドア・クーペ」は納得の表現だし、それをベースにしたワゴンが「シューティングブレーク」であって何の不思議もないわけだ。

しかも現状を見渡すと、ワゴンの世界にはまだ色気が標準装備されていない。というかワゴンはそもそも自動車の機能を拡大した“道具”としての側面が最大のウリなのであって、艶やかさとは無縁だった。しかしワゴンにだって官能があっても良いわけで、単なる道具ではなくライフスタイルビークルとしてのCLSシューティングブレークはとても魅力的なわけだ。

かつてメルセデス・ベンツを買うユーザーは、それを所有すること自体が明らかに大衆とは一線を画す“特別”だったわけで、それがCやAやBによって民主化されたことで、メルセデス・ベンツそのものが特別ではなくなった。結果かつてからのメルセデス・ベンツのユーザーは“特別”を求めてAMGや新たなモデルに流れた経緯がある。その流れは今、CLSシューティングブレークにあるわけだ。

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