トヨタ「ルーミー」近日“大幅改良”の確度高まる！ ハイブリッド追加でライバル「ソリオ」を超えても…最大の不安はシャシー性能

ダイハツ トール / トールカスタム

そろそろモデルチェンジ…ではなく“大幅改良”の理由

そんなプチバンカテゴリーのトップモデルであるルーミーに、大幅改良のウワサが流れています。現行型のデビューは2016年というご長寿モデルですから、フルモデルチェンジを実施するタイミングでもあるのですが、基本設計はそのまま改良にとどめるというのが、もっぱらの評判です。

その理由として考えられるのが、地方を中心にガソリンスタンドというインフラが確実に減っている中で、都市部以外では近距離ユースのコンパクトカーとしてEVを選ぶのが合理的な時代が近づいている、というものです。

メーカーとしては、現行のエンジン車は商品改良で延命し、次のフルモデルチェンジでEVシフトするというシナリオを想定しているのかもしれません。

ライバルであるソリオのパワートレインは、すでにハイブリッドとなっていますが、こちらはスズキお得意のマイルドハイブリッド（1.2L 3気筒エンジン）。そのWLTCモード燃費は22.0km/L（2WD）と、ルーミーの16.8〜18.4km/L（1.0L 3気筒エンジン）を大きく上回っています。

ルーミーが燃費でライバルを超えるには、ハイブリッド化は避けられないといえます。

＜次のページへ続く＞