トヨタ「ルーミー」近日“大幅改良”の確度高まる! ハイブリッド追加でライバル「ソリオ」を超えても…最大の不安はシャシー性能
掲載 carview! 文:山本 晋也 82
掲載 carview! 文:山本 晋也 82
ご存知のように、ルーミーはダイハツ製で、基本的なアーキテクチャーもダイハツ由来となっています。ですから、ハイブリッドシステムについてはコンパクトSUVのトヨタ「ライズ」やダイハツ「ロッキー」などが積む1.2L・3気筒エンジンの「eスマートハイブリッド」が有力候補。
これはエンジンが発電に専念するシリーズハイブリッドで、駆動は電気モーターのみが担うため、電動風味の強いシステムであることが特徴です。
ライズハイブリッドは28.0km/Lの燃費性能(WLTCモード)とコンパクトカーとしては好燃費です。ボディ形状の違いから空気抵抗の大きいルーミーのほうが燃費性能は劣るとしても、ルーミーにeスマートハイブリッド仕様が設定されれば、ソリオの燃費性能を超えることは十分に期待できるでしょう。
ただしパワートレインが電動化により洗練されたとしても、ハンドリングやブレーキング性能がそれに見合う水準までソフィスティケートできるかどうかは不安が残ります。前述したように、ルーミーは基本設計が古く、シャシー性能を現代的にアップデートするのは難しいと思えるからです。
厳しい表現をすれば、現行ルーミーのシャシー性能は、ハンドルを切ったときの挙動がダルく、ブレーキを踏んだときの制動感や安定感もいまひとつで、全体的にひと世代前のフィーリングという印象があります。
はたして、商品改良のウワサが本当だとして、ルーミーはどんな進化を遂げるのでしょうか。経済性を向上させるだけでなく、誰もが“いいクルマ”と実感できるような乗り味になることも期待したいと思います。
ルーミーが期待以上の進化・深化を遂げれば、プチバン市場はいま以上に盛り上がること間違いありません。
(終わり)
(写真:トヨタ、ダイハツ、スズキ、スバル)
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
歴代スカイラインで一番デザインがいいのはどれ? 13代もの歴史のなかからプロが「R32」を選んだワケ
「バス運転手」が一転、“注目の職種”に? 「大学新卒に響いている」そのワケは? 高卒は「選択の自由がない」とウィラー
愛車と旅する大人の秘密基地!宮島エリアに誕生した和モダン・ガレージホテル「旅人stay宮島」
ついにレクサスの新世代フラッグシップとなるマシンに「LFA」の名が与えられた! TOYOTA Gazoo Racingが「GR GT」と「GR GT3」も発表
新「“5人乗り”オープンSUV」発表! カクカクボディ×斬新「ソフトトップ」採用! 800馬力「V8ターボ」エンジン搭載の“超高性能モデル”! 独国でブラバス「800カブリオ」登場
あぁ、心躍る猛牛!! まさにスーパーカーの象徴!! ランボルギーニ カウンタック LP400を全開試乗!!
愛する人を失う悲しみ? デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(2) 最大級の幸福感
絶望のランチア デルタ・インテグラーレ・エボとの惜別(1) 自分の延長になる愛車
想定よりもタイヤの劣化が激しいね……レッドブルのフェルスタッペン担当エンジニア、ランビアーゼ明かす「比較的単純な1ストップになると思っていたが……」
「カッコよさに痺れる」メルセデスベンツの新型スーパーカー『GT XX』に「マジで売ってくれるの!」と期待の声
大阪・関西万博の「未来チャリ」ついに公道OKへ! バッテリー無しでアシスト走行 その仕組みは?
賑わいから一歩離れて京都を楽しむ! “暮らすように泊まれる” 中長期滞在型ホテルが京都駅近くに誕生 観光と日常が交わる新しい滞在スタイルとは
「N-ONE」一部改良。販売店には6MTの「RS」と「特別仕様車」に問い合わせ集中…「やっぱりMT車は運転が楽しい」の声も
【やっぱり大人気】長らく買えなかったガソリン仕様「RX350」が受注再開。購入者からは「コスパ最強」の呼び声も
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
【ここが変わった】新型「デリカD:5」まもなく登場! 改良前モデルの“惜しい点”や、お買い得度はどうなった?
ソニー・ホンダモビリティが「アフィーラ1」の量産型を1月のCESで公開。さらに新たなコンセプトモデルも予告へ
【正体が判明】謎のレクサス版スポーツモデルは「LFA コンセプト」だった。BEVでも“走りの魂”を継ぐ次世代フラッグシップがついに姿を現した
【市販化なるか】“ランクル75周年”に向けて浮かび上がるトヨタ「ランドクルーザー Se」のこれからの動向
【速報】トヨタが新型「GR GT」「GR GT3」を世界初公開! 650psのV8ハイブリッド×アルミ骨格の“次世代フラッグシップ”の正体判明
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!