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「次期ハリアー」はやっぱり存在する。業界通が語る“消滅説”の背景と、それでもトヨタが作り続けなければならない理由とは?

日本人が思うほどハリアーは世界でメジャーじゃない

ただ、ハリアーは過去にもモデル消滅の危機に瀕したことがあります。

初代および2代目のハリアーは、海外ではレクサス「RX」として販売されていましたが、2009年にRXが国内に導入されることになった際に、重複を避けるためにハリアーが販売終了となる見込みでした。

一方、すでに国内で絶大なブランド力を誇っていたハリアーを消滅させることに反対する声が販売店などから挙がったことで、RXとはまったく異なるモデルとして3代目ハリアーが登場したという経緯があります。

その結果、ハリアーの系譜は途切れることなく現在まで続き、2024年の新車販売台数ランキングでは、ライバルである日産「エクストレイル」やスバル「フォレスター」、マツダ「CX-5」などを大きくしのぐ乗用車全体の13位にランクインするなど、いまなお多くのユーザーに支持されるモデルとなっています。

>現行型ハリアーやクラウンエステートのデザインをギャラリーで見る

こうした状況を見るかぎり、ハリアー消滅の可能性がうわさされていること自体が、多くのユーザーにとっては信じられないことかもしれません。

しかし、前出の業界関係者は次のように話します。

「たしかに、『ハリアー』という名称には強いブランド力がありますが、それはあくまで日本国内に限定したものです。

その点、『クラウン』という名称は『ハリアー』よりも長い歴史をもち、なおかつ高級感をあらわす言葉としてもより直接的です。

クラウンがSUVを中心としたモデル群となり、さらにはグローバルモデルとなったことで、『クラウン』が、グローバルにおけるトヨタの上級SUVを象徴するものとなりつつあります。

そうしたなかで、『ハリアー』は相対的にその地位が低下してしまっているのが実情です」

(次のページに続く)

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  • 2025/6/24 07:10

    違反報告

    で、だからなんなの?
  • 2025/6/24 08:03

    違反報告

    2009年、レクサス「RX」が発売された際、競合を避けるために、
    ハリアーは生産終了させようとしていたトヨタに対して
    当時、千葉トヨペット社長であった勝又基夫氏は、全国トヨペット店の
    代表者の署名を集め、ハリアーブランドの存続をトヨタに掛け合った。

    その際、勝又氏は
    「ハリアーという名前は、発売してたった10年弱の間で
     ひとつのブランドとして確立された。それだけお客さまから
     支持された車種を簡単になくしてしまってはいけない。」

    結果、2013年にRXとはまったく異なる新型車として、ヴァンガードの
    シャシーを流用する形で国内専売モデルとして3代目ハリアーが登場。
  • 2025/6/24 12:26

    違反報告

    現行を二代目のように長く販売したら済むだけの話では?

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