マイナーチェンジしたメルセデスEクラスに試乗。内外装変更やARナビ、1.5Lと2.0Lの走りは?
掲載 更新 carview! 文:編集部/写真:小林 俊樹 89
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郊外の一般道を走行します。2016年のフルモデルチェンジ時から採用されているランフラットタイヤが、タイヤの銘柄を問わず路面の細かい微振動を拾いますが、大きなアンジュレーションはサスペンションがストロークして車体をフラットに保っているようなイメージを持ちました。今回、4輪金属スプリングのセダン、リアのみエアサスのワゴン、4輪エアサスのクーペの順に試乗しましたが、ランフラットタイヤはエアサスとのマッチングが良いように感じました。ワインディングを走らせると、1.7t以上ある重量級ボディを感じさせない正確なハンドリングレスポンスで車体の向きを変えることができます。全開時は2LのE300が絶対的な速さを持っていますが、48VのBSG(スターターとジェネレーターを兼ねるモーター)の恩恵もあって、1.5Lでも力不足を感じるシーンは少なそうです。
Eセグメントでは快適性のメルセデスEクラス、走りのBMW5シリーズ、クワトロで安定した走りのアウディA6という伝統のイメージが一般的ですが、近年のモデルでは、走りも重視するEクラス、快適性も追求した5シリーズとA6、とキャラクター性が変遷しているという意見も多く聞かれます。
メルセデス広報によると、年始からさらにディーゼルやプラグインハイブリッドなど続々と新たなグレードが入ってくるとのこと。今後のラインアップの展開とその走りに注目です。
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