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【まさに昭和のGRヤリス】FFの皮をかぶったミッドシップ。ルノー「5ターボ」はラリーで吠えた“異端の狼”

後継モデルは汎用パーツで価格を抑えた「5ターボ2」

ルノー5ターボは1978年のパリ・サロンで発表され、1980年から市販を開始。1983年までに1500台を生産。

その後、インテリアを標準モデルと共通化し、価格を抑えた「5ターボ2」に進化。1985年まで生産された。

筆者はかつて、普及型である5ターボ2を短時間だけ試乗した経験がある。

当時、ミッドシップといえば流麗なスーパーカーのイメージだったが、ターボ2は2ボックススタイル。張り出したリアフェンダーが特別な雰囲気を醸し出していたが、全体としてはなんとも不思議な見た目だった。

そういえば、ホンダが「NSX」開発以前に制作したミッドシップ・テストカーは、「シティ」がベースだったと聞く。この5ターボが、間違いなくその着想源だったのだろう。

運転席に座ると、ルノー独特のソフトなシートが身体を包み込む。これは当時のスポーツカーでは極めて異色だった。さすがフランス車、と感心したことを覚えている。

肝心の走行性能については細部の記憶があいまいだが、低回転では意外とジェントルな一面もあり、反面ステアフィールは明確で、背後からのターボ音がしっかりとスポーツ心を刺激してくれた。

このクルマは、WRCで勝つための競技車両であると同時に、ルノー5という量販車のイメージを大胆に塗り替える広告塔でもあった。ルノーは情熱的なエンスージアストであると同時に、意外と“商売上手”でもあるのだ。

(次ページに続く)

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