BMW i3で味わう、新鮮な“ワンペダル”ドライブ
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:BMWジャパン
では、さっそく走りについてだが、低速からグイグイとトルクを発生させるのはイメージ通り。というか他のEVとの違いはそれほどない。中速域からアクセルを踏み込んだときのグイっと加速するフィールも想像の範囲内となる。もちろん、ガソリン車にはない独特の加速だが、最近はEVの試乗も増えたことで、正直それほどの感動はない。
驚いたのは回生ブレーキの抵抗力で、アクセルから足を離すとけっこう強い制動力が発生する。試乗前に「ワンペダル運転ですよ」とスタッフの方が口にした意味がわかった。これだと最後の最後にちょっとだけブレーキを踏むだけで信号も止まれる。
なるほどと思ったのはハンドリングで、いい感じのコーナーが続く屋久島のワインディングにピッタリはまった。スッと切ったときの反応はまさにBMWで、なかなかいいステアリングフィールを手のひらに残してくれた。
と同時に、コーナー出口の立ち上がりの素早さがじつに頼もしい。EVならではの大トルクがドライバーを満足させる。BMWが電気自動車をつくるとこうなる! という結論が見えたようだ。あまりの楽しさに「ヤクスギランド」を一度通り越してしまった。
そんなこんなで島内を走り回ったあと、急速充電も試してみた。日本仕様は特別にチャデモ式に対応させているから、それを使わない理由はない。使い方は至ってシンプル。ボディ右側のリッドを開けて充電器を差し込む。それこそ見慣れたアダプターだ。資料によるとおよそ30分で80%充電できるらしい。
ちなみに、純粋なEVのあと発電用のエンジンを積んだモデルも試乗した。このエンジンはBMWバイク用の2シリンダーである。それによって走りが変わることはなかったが、積極的に発電させようとするとけっこうエンジン音が耳に残った。EVは静かに走る分、音に関してはいろいろな課題がありそうだ。
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