レクサス新型GX発表。ハイブリッド搭載、ガチオフ系“オーバートレイル”追加で遂に日本上陸!?
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 93
掲載 carview! 文:編集部/写真:トヨタ自動車 93
レクサスは6月9日、新型「GX」を初公開した。販売は2023年末からスタートし、順次各地域に展開していくという。
GXは、2002年に初代が誕生したレクサスの大型SUVで、ボディオンフレーム構造の本格クロカンとして、高い走破性とレクサスならではの上質さを融合させたモデル。これまで、世界約30の国と地域で約54万台を販売してきた。
新型GXは、「ザ・プレミアム・オフローダー」をコンセプトにプラットフォームを刷新。最上級SUV「LX」にも使用される最新の「GA-F」プラットフォームを採用し、レクサス初となる「E-KDSS」を採用するなど、伝統の悪路走破性だけでなくオンロード性能にも磨きをかけたという。
>>LXってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>いくらで買える? LXの中古車相場はこちら
>>LXのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
パワートレインは2種類。注目は、レクサスのボディオンフレーム車として初となるハイブリッドモデルをラインアップしたことだ。
レクサス「NX」などにも採用される2.4L直列4気筒「T24A-FTS」エンジンと、新開発の8速AT間にモーターと湿式クラッチが一体となったフロントモジュールを搭載。ミッションがエンジンの動力伝達を担い、フロントモジュールはエンジンの始動やEV走行、回生などを行うこの機構は、堅牢なパワートレインとフロントモジュールの組み合わせにより、フレーム車に相応しいロバスト性を追求している。
>>NXってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>いくらで買える? NXの中古車相場はこちら
>>NXのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
新型GXは、間もなく登場が噂される新型「ランドクルーザープラド」ともコンポーネントを共有すると見られており、新型プラドにもこの機構が採用されるかも注目だ。
>>ランドクルーザープラドってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>相場下落中。ランドクルーザープラドの中古車相場はこちら
>>脅威の残価率。ランドクルーザープラドのリセール価格はこちら
>>新型プラドの気になる点は? みんなの質問はこちら
もう一方のV6 3.5Lツインターボエンジンには10速ATが組み合わされ、ダイレクトでリズミカルな走行フィールと、燃費、加速性能の向上を果たしている。
スペックは未公表ながら、高出力・大トルクエンジンの搭載により、トレーラーヒッチの牽引可能重量はクラストップレベルの3600kgにもなり、さらに牽引時の車両のふらつきを制御する「トレーラースウェイコントロール」も装備するなど、こちらは北米を意識した仕様となっている。
>>姉妹車「レクサスGX」の超タフ顔予告で、次期「プラド」の期待感が爆上げ中!
>>姉妹車「GX」発表前夜! 次期型「ランクルプラド」はどうなりそう? いつ登場?
エクステリアは、「ハイエンド×プロフェッショナル」をキーワードに従来から大きくイメージチェンジ。
切り立ったAピラーや水平基調のホイールフレアなど、本格オフローダーとしてのタフなプロポーションを採用する。「スピンドルボディ」とオフロード走行に配慮したプロテクター形状を融合し、リアは横一文字のコンビネーションランプと削り出しインゴットのような塊感を表現した。
フロントオーバーハングは20mm短縮し、アプローチアングルを5度立てるなど、悪路走破性を重視したパッケージとし、ボディサイズは全長4950mm、全幅1980mm、全高1870mm、ホイールベース2850mmと堂々とした体躯を誇る。
インテリアでは、デジタル環境を完備した森の中に佇むモダンな別荘をイメージしたという。人間中心のコックピットデザイン「タズナ・コンセプト」を採用しつつ、オフロード走行時に車両姿勢を感じ取りやすくするために、水平垂直基調のシンプルな構成としている。
後席は、2列目シートをキャプテンシートとベンチシートから選ぶことができ、3列目シートも設定し多人数乗車にも対応する。
新型GXでは新たに、より本格オフローダーに求められる専用機能やデザインを採用した「オーバートレイル」仕様をラインアップした。
標準仕様に対し20mmワイド化したトレッドやブラックのアーチモールを採用し安定感のあるスタンスを表現。タイヤメーカーと共同開発した専用オールテレインタイヤの採用やバンパーコーナー下端を切り上げることで悪路走破性を向上させている。
専用ボディ色「ムーンデザート」なども用意され、インテリアは「ブラック」と「シャトー」の2色を設定。カジュアルなアウトドアから本格的なオーバーランディングまで、幅広いアウトドアに対応するパッケージとなっている。
百花繚乱のSUV市場に新たに投入された新型GX。唯一無二のスタイルや本格的な悪路走破性、耐久性に加え、レクサスならではのプレミアムさも加わり、日本でもかなりの人気が出そうだが、残念ながら現時点で日本導入のアナウンスはなし。
しかし、最高級ミニバン「LM」やコンパクトクロスオーバー「LBX」の導入を発表するなど、レクサスは矢継ぎ早に国内のラインアップを拡充しており、新型GXのデビューにも期待が持てそうな予感。
もっとも、前述した通り新型プラドのデビューも近づいており、ランドクルーザー70再々販の噂が燻るなど、ユーザーにとっては非常に悩ましい日が続くのも事実だ。
>>レクサスLMの予想価格は約1700万円。それでも新アルファードと別格な理由
>>これは売れそう。レクサスが新型コンパクトSUV「LBX」を初公開! 発売は23年秋
>>再々販するランクル70の仕様まとめ。ディーゼル一択もMT存続か、抽選の可能性も
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
フェラーリ育成のシュワルツマンが陣営を離脱。2025年はプレマからインディカーに挑戦
スバルBRZに新たな命を吹き込む 退役軍人のセカンドキャリアを支援する英国慈善団体
オープンカー世界最速はブガッティ!「ヴェイロン」より45キロも速い「453.91km/h」を樹立した「W16ミストラル ワールドレコードカー」とは?
『ローラT92/10(1992年)』“賃貸住宅ニュース”で強いインパクトを残した新規定グループCカー【忘れがたき銘車たち】
リバティ・メディアCEOマッフェイの退任、背景にあるのはアンドレッティとのトラブルか
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!