BMW「3シリーズ」 大ベストセラーは幅広いラインアップでベストグレードが決められない!?
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:BMWグループ 108
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:BMWグループ 108
BMW「3シリーズ」は、1975年から販売され続けているBMWの最多量販車種。もともとはコンパクトなサルーンとしてスタートしましたが、近年では「中の大」といえるサイズ&車格に成長し、現在は2019年3月に発売された7代目の3シリーズが新車として販売されています。
現行型3シリーズセダンのボディサイズは、先代より全長が70mm、全幅が25mmそれぞれ拡大された全長4715mm×全幅1825mm×全高1440mm。ホイールベースも40mm増の2850mmになりましたが、車両重量は最大で55kgの軽量化に成功しています。
当初のパワーユニットはチューニングの異なる2種類の2.0Lガソリン直4ターボで、「320i」には最高出力184ps、「330i」には258psの仕様が搭載されました。トランスミッションはいずれも8速ATです。
その後2019年5月には最高出力190psの2.0L直4ディーゼルターボを搭載する「320d xDrive」と、システム合計出力292psのプラグインハイブリッドモデル「330e M Sport(エム スポーツ)」、さらには最高出力387psの3.0L直6ガソリンターボを搭載する「M340i xDrive(エックスドライブ)」を追加。またさらに2020年8月には、最高出力156psの2.0L直4ターボを搭載する新たなエントリーグレード「318i」が追加されました。
先進装備では、運転支援システムを支えるカメラに「3眼タイプ」を採用。各カメラに長距離や中距離、周辺監視といった別々の役割を持たせることで、レーンキーピング性能の向上や危険予測範囲の拡大を実現しています。
これに高性能プロセッサーやレーダーを加えた高度な運転支援システムを全車に標準装着。また直前に前進したルートを最大50mまで記憶し、同じルートを正確にバックで戻れる「リバースアシスト」機能を備えたパーキングアシスタントも用意されています。
さらに2019年夏からは、いわゆる手放し運転が可能になる「高速道路渋滞時ハンズ・オフ・アシスト」も搭載。その他のシステムも含め、3シリーズは「現時点でトップクラスの運転支援システムを有している」と言っても過言ではないでしょう。
3シリーズのボディタイプはセダンとツーリング(ステーションワゴン)の2種類。以前は2ドアモデルも「3シリーズ クーペ」「3シリーズカブリオレ」と名乗っていましたが、先代からは2ドアモデルと4ドアクーペは「4シリーズ」という、3シリーズから独立したモデルになっています。
またそのほかに「M3 コンペティション」という最高出力510psの直6ツインターボエンジンを搭載する超スポーツモデルも存在しますが、M3は3シリーズとは別枠ということで、今回は割愛します。
次のページ>>ベースグレードであっても走りと装備は十分以上
BMW 3シリーズ セダンのおすすめグレードとユーザーの評価を見てみる
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
カワサキ「Z900RS SE」【1分で読める 国内メーカーの2025年現行バイク紹介】
鉄道オタクはなぜ「経営者」気取りなのか? ネットが歪める鉄道愛の現在地! 穏健派オタクは大迷惑? その知識を社会の資産にする方法とは
[トランプショック]の渦中にあるはずの[リヴィアン株]が急騰!! 次の[テスラ]への期待の表れか!?
走りよし! 広さも充分!! フツーのミニバンっぽくなったけど「らしさ」健在!!! ホンダ5代目オデッセイ試乗プレイバック【ベストカーアーカイブス2013】
くるまりこちゃん OnLine 「グー〇ルマップ」第140回
【ポイントランキング】2025年WRC第3戦サファリ・ラリー・ケニア後
最終ステージで横転の勝田貴元、暫定5番手フィニッシュもその後リタイアに:WRC第3戦ケニア
引っ越し当日にNG多数!! 落とし穴すぎる免許区分
トヨタ ランドクルーザー"300" 一部改良、アプリ連動の盗難防止機能など強化
ロボットタクシー実用化に前進!ティアフォー、新型プロトタイプ開発
地元ブランドも出展!北信越キャンピングカー&アウトドアショー2025初開催
角田裕毅、戦略とトラブルで入賞圏から脱落「期待していた結果を出せずがっかり。再発防止策が必要」
【いつになったら買えるの?】「ランクル300」改良。盗難防止機能が拡充、525万円から…受注は今も停止中
【ただいま新型セリカ開発中】当時のヒット映画にも登場した伝説のラリーカー「GT-FOUR」ってどんなクルマ?
ようやく発売「クラウンエステート」。買って損はない5つの理由と、覚悟するべき微妙なポイント
豪華仕様「アルファード・スペーシャスラウンジ」が「レクサスLM」に逆立ちしても敵わない点とは?
【ぐるぐる変わってまぎらわしい?】アウディのモデル名が“迷走”中。理由は「中国の新ブランド」にあった
【復活の噂で話題】世界を魅了した三菱「パジェロ」の初代モデルが“SUVの元祖”と言われる理由
【実現したら奇跡】ダイハツが試作した軽量スポーツ「GRミライース」が自動車界をザワつかせる理由
エアレースパイロット室屋義秀選手が語る…空の知見を生かしたレクサス流の“もっといいクルマづくり”
レヴォーグにガチ惚れして2台乗り継いでしまった自動車ライターが“良し悪し含めて”推薦する「現行スバル車3選」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!