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日産は東京モーターショーで本気度高そうな2台のEVコンセプトカーを出展

日本向け軽自動車クラスのEV、ニッサン IMk

こちらも新開発のEVプラットフォームを採用する、ほぼ軽自動車サイズのシティコミューター。日本の伝統的な街並みとの調和を意識したというデザインの完成度に加えて、軽自動車とブランド戦略の柱となっているEVの掛け合わせにリアリティを感じます。

外装は「エルグランド」や「セレナ」にも通じる大型グリルに超薄型LEDを組み合わせ、固まり感や上質感を表現。余談ですが、内外装のアクセントに銅や金色を使うのは、メルセデスの「EQC」などにも見られる最新トレンドかも。

EVパワートレーンの省スペース性を活かした足元の広いフラットなフロアには毛足の長いカーペットが敷かれ、未来の和風ラウンジのような雰囲気をつくり出しています。プリズムを使ったホログラム風のディスプレイを例外とすれば、フラットパネルとタッチスイッチの組み合わせや、水引(みずひき:贈答品やご祝儀袋にかける飾りの組ひも)をモチーフにした縦格子の間接照明などは市販車に展開できそう。

メカニズムはアリア コンセプトと同じくプロパイロット2.0の進化版を採用し、自動で空いている駐車場を探すドライバーレスパーキング機能も搭載。スマートフォンと連携してシームレスに目的地や、シートや空調などを設定するのも同様となっています。

「デイズ」ファミリーとは一線を画す和風の高級EVというコンセプトは、画一化する軽自動車市場やユーザーにインパクトを与えることができるでしょうか?

・ボディサイズ:全長×全幅×全高=3434×1512×1644mm ※ドアミラー除く

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