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マツダ CX-5のディーゼルを買い替え目線で200km試乗。性能と価格の好バランスに売れているワケを実感

スポーティなスタイルと高い実用性で人気のクロスオーバーSUV

編集がマツダの人気クロスオーバーSUV、「CX-5」を借りて200kmほど走ってきました。現在所有しているクルマの車検時期が近づいてきたため、買い替えガチ目線でレポートしたいと思います。

ちなみに希望条件は「全長4700mm、全幅1800mm以下」で「車両本体+オプション価格が200万円台で収まるワゴンかSUV」で、新車もしくは高年式の中古車で探しています。

CX-5は全幅が1840mmと条件より40mmオーバーで、自宅の狭い駐車場で気を使いそうですが、ミドルサイズのクロスオーバーSUVとしては、伸びやかでスポーティなスタイル、そしてトルクとランニングコストが魅力の2.2リッターディーゼルターボエンジンは実用面でも魅力的です。

気になる車両本体価格はベースとなる「2.2XD」がAT、MTともに293万7000円(消費税10%込/以下同)ですが、先進安全機能を考えると、「2.2XD プロアクティブ」のFFが第一候補となりそうです。

しかし、その価格は317万3500円と、オプションと諸費用を考えるまでもなく予算オーバー。家庭内予算案が通過しない場合は、諸費用込み込みで予算内に収まりそうな2年落ちの中古車あたりで検討してもよさそうです。

今回借りることのできた広報車は、「2.2XD Lパッケージ」6速ATの4WD、362万4500円というレザーシートの最上級グレード。そこに360°ビューモニターや地デジフルセグチューナーなど、19万円近いオプションの付いた、「ソウルレッドクリスタルメタリック」な一台でした。

一番いいグレードに便利・快適オプションさらに乗せは広報車あるあるですが、駆動方式の違いや、シートの座り心地など、購入検討グレードとは本体価格で約44万円の差があることを頭に入れてスタートしました。

次のページ>>室内はスペースも質感も十分。肘が当たるカップホルダーは微妙

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