マツダ2は装備が充実したプロアクティブ系が買い。ヤリスやフィットと比べたときの美点は?
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:マツダ 187
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マツダ2の、特別仕様車を除いた現在のグレードラインナップは下記のとおりです。
【ガソリン】
・15C……145万9150円~
・15S……157万3000円~
・15S プロアクティブ……169万4000円
・15S プロアクティブ Sパッケージ……190万3000円~
・15S Lパッケージ……209万円~
【ディーゼルターボ】
・XD……190万3000円~
・XD プロアクティブ……199万1000円~
・XD プロアクティブ Sパッケージ……215万6000円~
・XD Lパッケージ……245万8500円~
このようにズラズラ並べるとわかりにくいのですが、それぞれのざっくりとした違いは、要するに下記のとおりとお考えください。
・15C:
快適装備の類がかなり省略された超格安グレード。
・15S:
最低限の装備は付いているが、逆に言うとそれ以外は付いていない、
実質的なベースグレード。
・XD:
ディーゼルターボのベースグレードだが、ガソリンの15Sよりは装備充実。
・プロアクティブ:
快適装備が普通に充実しているグレード。
・プロアクティブ Sパッケージ:
プロアクティブにスポーティで上質な内外装を与え、
快適装備もさらに充実させたグレード。
・Lパッケージ………
アダプティブLEDヘッドライトや運転席6ウェイパワーシート
&ドライビングシートポジションメモリー機能などが
標準装備となる最上級グレード。
これらのなかからどれを選ぶかは好みとご予算次第ですが、基本的には、中間グレードである「15S プロアクティブ Sパッケージ」または「XD プロアクティブ」に、各自お好みのオプション装備を付けるという選択が、もっとも好バランスではあるでしょう。※ガソリンモデルの15S プロアクティブはMT専用モデル。
「ガソリンエンジンにするか、それともディーゼルターボエンジンにするか?」という問題も、結論としては好みと予算次第ということになるのですが、
・軽快な走りを比較的安価に手に入れたい→ガソリン推奨
・多少高くても、力強い走りと低燃費を手に入れたい→ディーゼルターボ推奨
ということになるはずです。
いずれも実力派のコンパクトカーで、トヨタ ヤリスは活発な走りとハイブリッド車の超優良燃費がかなり魅力的ですが、後席がやや狭いという難点もあります。
ホンダ フィットはやさしい乗り味の良質なコンパクトカーで、後席や荷室もかなり広いのですが、「全体的に刺激が薄い」という点をどうとらえるかで、評価が変わる車でしょう。
日産ノートはe-POWERというハイブリッドシステムに加え、上質なインテリアデザインも大いに魅力的です。ただ、「プロパイロット」を含むパッケージオプションを付けるとけっこう高額になってしまう車でもあります。
そういった諸々を考えますと、マツダ2(の特にガソリンエンジン車)は、後席がやや狭いというのはあるのですが、比較的手頃なプライスと上質なインテリア、そして上質な走りが共存しているナイスな選択であるように思えます。
各社の最新コンパクトカーはそれぞれ魅力的ですが、マツダが提示している世界観、つまり「上質さと、そもそもの安全性確保にこだわる」という部分に共感するのであれば、マツダ2は間違いなくおすすめの一台だといえます。
【 マツダ MAZDA2のその他の情報 】
マツダ MAZDA2の買取相場
※このページの写真:XD プロアクティブ Sパッケージ
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