新型クーガ、日本初採用の1.6L エコブースト
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:九島 辰也/写真:小林 俊樹
ドライバーズシートに乗り込むと、まず航空機のコクピットのようなデザインが目に入る。光沢のあるブラックパネルやスイッチ類、細部の質感は同クラスのSUVよりも高級感がある。デザイン性の高さは期待以上だ。
ただ、走り出してすぐあることが気になった。それはドライビングポジションがどこかミニバン風なこと。フロントピラーの付け根が目前にあり、さらにダッシュボードの奥行きが深いため、自分がクルマの前方に座っている気がしない。いうなれば、かつてのVW・ニュービートルのようだ。それがいいとか悪いとかではないが、ドライバーズカーとしては少々気になる。
というのも、その後に箱根ターンパイクのワインディングで活発に走らせてみると、走りが想像以上に楽しかったのだ。もちろん、走りに定評あるフォーカスとフレームを共有することからもそれは察せられたが、クルマの挙動が安定していて、電動パワステのチューニングもよく、ドライバーズカーとしての高い資質を伺わせる。ボディのカタマリ感も強く、操舵角に対し素直に向きを変えるところも好印象だ。トルクベクタリング機構による“アンダーステア殺し”もいい。それだけにこのドライビングポジションは少々残念。もっと低くアグレッシブなポジションであったら、さらにスポーティなドライブフィールを楽しめるはずだ。
エンジンは1.6リッター直4ターボでなんら不満はない。印象的には2リッタークラスで、出だしから加速までゲンキがいい。ただ、ワインディングでは6速ATをマニュアルモードで楽しみたいのだが、それをシフトレバーの「サムスイッチ」で行なうのはちょっと違和感がある。エクスプローラーもそうなのだが、これだけはいただけない。ちなみに“サム”とは親指のこと。この場合左手の親指で動かすのだが、ここだけは今後の改良を期待したい。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
黄色のシートがマジでオシャレなトヨタ ハイエースがベースのキャンパー
F1サンパウロGP、降雨の影響により予選セッションは延期に
F1サンパウロGP FP1:ノリスが最速、代役ベアマンが3番手。フェルスタッペンは新しいICEを投入
F1サンパウロGP、予選セッションは大雨によりディレイ
【正式結果】2024年WEC第8戦バーレーン 予選
画期的エンジンはいまや[絶滅危惧種]!! SKYACTIV-Xを唯一搭載するマツダ [マツダ3ファストバック]
ハースのマグヌッセン、体調不良により金曜の走行を欠場。リザーブのベアマンが代役/F1第21戦
大逆転狙うトヨタ、驚速アタックでフロントロウ独占。ランク首位のポルシェは6番手【WEC第8戦予選レポート】
中上貴晶、アタックでは好感触もロングランで苦戦「リヤのグリップ不足で苦戦」/第19戦マレーシアGP
軽で走りを楽しんだっていいじゃない!! 6速MT搭載で唯一無二の存在感を見せる[ホンダ N-ONE RS]
MotoGP最終戦バレンシアGPは洪水被害により中止が決定。代替レースは未定も開催予定
マックス・フェルスタッペン、VSC手順違反で5秒ペナルティ。F1サンパウロGPスプリント3位失う
現行マツダ唯一のロータリーエンジン搭載モデル「MX-30」がマイナーチェンジ 価格は293万円から
レクサスの歴史的象徴「LS」が売れない3大要因と、次期型が“ふつうのセダン”にならない理由
“50位圏外”でスランプ続く「CX-60」。モデル末期「CX-5」と総合力ではどちらを買うべき?
白熱の王座争い!! 国内二大レースのSUPER GTとSF、最終盤の見どころと観戦時のポイントを解説
【最安グレード追加】レクサス最小SUV「LBX」に“エレガント”新設定 価格は420万円から
【まだお先は真っ暗?】もはや日本じゃ売れる気がしないBEV…やはり初心者のボクらには無理ゲーなのか
新型「1シリーズ」は未来的な内装や質感高めの外装で“映え度”アップ。攻めの日本価格も注目
レクサスの小型SUV「UX」にクール系とエレガント系、2台の豪華仕様車。次期型UXも気になる
BMW「2シリーズクーペ」が微妙に化粧直し。新旧モデルの違いをチェック
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!