インド製の逆輸入車スズキ バレーノ試乗。ターボ&NAそれぞれの乗り味は?
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:河村 康彦/写真:篠原 晃一
バレーノのハードウェア上の特徴のひとつは、軽自動車用とは別に開発された、新しいプラットフォームを初めて採用していること。「主要な構造や部品配置を全面的に見直し、剛性や安全性などを向上させた上で、大幅な軽量化を実現」と謳われるこのアイテムがあってこそ、1トンを大きく下回る、ライバルに大きく差をつけた軽さが実現したことは、確かに大きな見どころだ。ただし、そうした”前講釈”から想像した期待値が大き過ぎたということか、実際に走った印象としては、さほどの感激を抱くには至らなかった。
前述の軽さに加え、フレームの通し方に工夫が図られたことで前輪の切れ角が大きくとれ、ホイールベース長2520mmながら4.9mという最小回転半径を実現させたあたりはメリットが大きく現れていると言えるはず。けれども、ボディに入った振動の減衰は必ずしも素早くなく、それが時として少々軟弱というイメージにも繋がり兼ねなかったあたりが、最新プラットフォームを用いた作品としては、ちょっとばかり物足りなくも思えた。
もっとも、16インチのシューズを履いた1リッター・ターボモデルも、15インチ・シューズの1.2リッター・NAモデルも、ふんわりと優しい乗り味の中に高いフラットライド感が両立されていたのは、なかなかの好感触。いずれにしても、”インド製”であることばかりがクローズアップされるとしたら、それは「見どころを見抜いていない」ということになるスズキ発のニューカマーがバレーノでもあるのだ。
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