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インド製の逆輸入車スズキ バレーノ試乗。ターボ&NAそれぞれの乗り味は?

インド製の逆輸入車スズキ バレーノ試乗。ターボ&NAそれぞれの乗り味は?

写真は、バレーノ XG(NA車)

魅力は半減……の1.2Lモデル

一方、1.2リッター・NAモデルへと乗り換えると、正直「魅力は半減……」という印象が強かった。加速の良さを表現したいゆえか、蹴り出しだけは強いCVTは、そこから先でアクセルを踏み加えた際の「エンジン回転のみが上がって加速力が付いてこない」感覚がやはり興醒め。もちろん、実用上はこちらも十分とは思えても、比べれば大きく精彩を欠く印象は否めない。

とはいえ、現実には約20万円という価格差や減税措置の有無。そして、前出の”ガソリン問題”などを考慮すると、恐らくは「販売の主力はこちらのモデル」と、そういうことになりそう。バレーノの走りは、1.2リッター・NAモデルよりも1リッター・ターボモデルの方が、上質な仕上がりなのだ。

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