ジャパンモビリティショー最大の目玉は次期「コペン」こと「K-OPEN」。開発の進行状況や課題、どんなクルマになるのかわかりやすく解説
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 14
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さて、記憶のいいひとは2年前の「ジャパンモビリティショー2023」でダイハツが「VISION COPEN(ビジョン コペン)」を名乗る“将来のコペン”を示唆するコンセプトカーを出展したことを覚えているに違いありません。そのモデルで興味深かったのは、現在のコペンとは大きく異なる点がふたつあったこと。ひとつは「車両の種別」、もうひとつは「駆動方式」でした。
2002年6月にデビューした初代コペンも、2014年6月にデビューした2代目も「“軽自動車”で“前輪駆動(FF)”」がコペンのお約束。でも、ビジョン コペンは1.3Lターボエンジンを積んだ“小型車”で、駆動方式も“後輪駆動(FR)”だったのです。
ひとことでいえば、マツダ「ロードスター」に近づいたわけですが、個人的には大歓迎。やっぱりスポーツカーを楽しむなら後輪駆動ですよね。世の中からの反響も相当大きかったそうですよ。
しかし、今回のK-OPENは後輪駆動を継承しつつも、種別は軽自動車にリターン。その理由を開発者に尋ねてみたところ「前回ビジョン コペンを出した反響として『コペンは軽自動車がいい』という声が多かったからそちらは変更、いっぽう後輪駆動は歓迎する声が大きかったので継承」とのこと。
後輪駆動の軽スポーツカー……いいじゃないですか! あ、筆者はホンダ「S660」を所有していたこともあるほどなので、軽自動車のスポーツカーも大歓迎です。
ちなみにダイハツブースにはパッと見たところ現行型コペンにしか思えない「K-OPEN ランニングプロト」という車両も展示されていましたが、これがなんと次期コペンに向けた開発テスト車両。現行コペンをベースに、ダイハツが軽商用車用に持っている後輪駆動のパワートレインを無理やり組み込んだ試作車なのだとか。
こんな車両まですでに作られ、走り込んでいるなんて次期コペンに対するダイハツの本気度を感じるというか、次期コペンが単に絵に描いた餅ではないことを示していると言っていいんじゃないでしょうかね。
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