禁断のセクシーボルボ 新型V60&S60に試乗
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:ボルボ・カー・ジャパン、小沢コージ
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:ボルボ・カー・ジャパン、小沢コージ
一瞬、私は見てはいけないモノを見たような気がした。イタリアのヴェローナで行われたボルボの新型ミディアムクラス「V60」&「S60」の試乗会。気になったのはワゴンのV60である。シェイクスピア戯曲ではないが「ボルボよ、オマエもか…」という気分になってしまったのだ。
というのも、断然“カッコいい”からだ。失礼なハナシ、今までのボルボ、とくにエステート系は確信犯的ダサさが信条。「クルマにラゲッジ」ではなく「ラゲッジにクルマ」が付いているようだったのが主従転倒、完全にスタイル優先になっている。このスタイリッシュ化はここ数年の傾向だったが今回は特に大胆。リアからみるとまるでクーペだ。
車名もしばらくずっとクソマジメにエステート(財産、不動産)と呼ばれていたのが、モダンボルボで初めて“スポーツワゴン”と命名。まさかこんな日が訪れるとは…。一学期までは清楚でマジメだった学級委員長が、夏休みを終えてアタマ金髪のサーファーガールになってしまったようではないか。しかもそれが驚くほど板に付いてるから恐ろしい…。
とはいえ、正直私はこの事態をある程度は読んでいた。というのも最近のボルボへの中国資本の導入もさることながら、2年前の新型SUV「XC60」の登場である。このクルマからボルボはびっくりイメチェン! “セクシーボルボ”と言いたくなるほどのスタイル、走り味を得ていた。とはいえ亜流のSUV。この改革がメインのワゴン&セダンにも導入されたら本物だと思っていたが、本当にそうなってしまったのだ。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
【編集部員が体験してきました】アバルト・ドライビング・アカデミー2024 忘れられない1日に
充電中にどこ行く? 新サービス「EVごはん」開始…待ち時間に立ち寄れるお店情報
お米を運んで東北から北関東をぐるり1周! トラックドライバーの仕事に2日間密着した!!
「デコチャリ」に「デコバン」に「デコSUV」なんてのもマジでいた! デコトラに刺激を受けた昭和の意外な「デコ車」たち
ヤマハのスクーター『NMAX』に「ターボ」登場!? 新型のキモは新技術の「電子制御CVT」
横浜ゴム、2024年パイクスピーク参戦車両にADVANタイヤを供給。3年連続の総合優勝を狙う
フェルスタッペン、幼少期はアロンソのファンだった?「カートに乗っていた頃、彼を応援していたんだ」
「ボンネットの閉め方」間違っていませんか?「丁寧なつもり」は逆に危険! クルマが壊れてしまう可能性も…
イタリア最古のメーカー発「最新なのに旧車の味わい」のバイクとは? モト・グッツィがこだわる“Vツインエンジン”の魅力は何か
1050馬力のハイブリッドトラック、ゴルフボールに着想のディンプルが空気抵抗を低減…中国長城汽車が発表
スカイグループとアウトモビリ・ピニンファリーナがハイパーカー 「Battista Cinquantacinque」と「B95」を公開
F1ドライバーでも、ル・マン挑戦は一筋縄ではいかない? オジェ、挑戦を大歓迎も「簡単じゃないぞ!」
三菱「デリカミニ」と「eKスペース」が一部改良。デリカミニの人気グレードやカラーも公開
【100万円超えオーブンも】超高級家電でキメたレクサス公式「GX」が“ロールス的な世界”に到達
新型「X3」が「1シリーズ」級の未来感で爆誕。超スッキリ×イルミで新世代BMWデザインが完成
【また売れそう】新型「フリード」プロトタイプ試乗 見た目だけじゃなく走りも全方位アップデート
【仲良くしろ!】EV信者×アンチEVのドロ沼論争が今度は“マンションの資産価値”問題に発展
【2025年登場】次期「カローラ」の主力は「カローラクロス」に。BEVとPHEVも追加か
“リアル真子”が碓氷峠でドリフトをキメた日。モントレーで感じた成長への確かな手応え【下田紗弥加 全日本ラリーへの挑戦】
【ディーラー直撃】新型「フリード」価格詳報! 最安250万8000円、一番人気は「エアーEX」
「アメリカで軽トラが人気!」に見る“日本凄い”説のバカバカしさ。農家の下駄は本当にブレーク中?