新型BMW X5、ディーゼルターボの走りが凄い
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:篠原 晃一
2000年に登場した初代X5は「プレミアムなスポーツセダンをつくるブランド」というBMWのイメージをいい意味で覆したエポックメーカーだった。重くて重心の高いSUVにも、BMWらしい「駆け抜ける歓び」を与えられることを見事に証明したX5は大ヒット。コンセプトを引き継いだ2代目も順調に販売台数を伸ばし、後に登場したX3やX6とあわせ、BMWがSAV(スポーツ・アクティビティ・ヴィークル)と呼ぶXシリーズはBMWの販売台数の3分の1を占めるところまで成長した。
今回、Xシリーズの中核モデルであるX5が6年半ぶりにモデルチェンジし3代目へと移行したわけだが、実を言うと、写真でしか見ていない段階では「うーん、いまいち代わり映えしないのでは?」と感じていた。パッと見ただけでは新旧モデルの違いがよくわからない。そんな保守的なモデルチェンジに思えたのだ。けれど、東京モーターショーで実車を眺め、今回の試乗会では太陽の光の下で眺め……といった段階を踏んでいくにつれ、徐々に印象が変わっていった。
新型X5のエクステリアデザインに対する僕の評価は、いま「代わり映えしない」から「正常進化」という前向きな言葉に置き換わりつつある。そもそも旧型の販売台数がモデル末期に至るまで尻上がりだったことを考えると、ユーザーは「進化」は求めても「変化」は求めていなかった。保守的なモデルチェンジをしてきたのは至極真っ当な方向性だったと言っていいだろう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ZIPAIR、新型ボーイング787-9導入へ JAL機材を改修 2倍以上の事業規模拡大めざす
フェラーリ・ローマへ試乗 金管楽器のようにシンフォニック 待ち望まれたグランドツアラー
ロールス・ロイス初のチーフテスター「エリック・プラットフォード」はどんな人物? 大西洋横断初飛行にも貢献した陰の立役者を紹介します
自走式バスの始まり 「馬車」とどっちが優秀? 130年前のニュース振り返り 歴史アーカイブ
国産2階建てバス「完全引退」します! 最後に“貸切どうぞ”その後は? JR東海バス
超カッコイイ! カクカクボディの最新型「グレナディア」日本に登場!? 激レアすぎるイネオス「本格SUV」の実力は?
チューニングのお手本となるスズキ「スイフトスポーツ」が登場!「CLUB RH9」加盟の「ピットロードM」が提案するデモカー4台に注目集まる!!
【独自選出:F1第1戦ベスト5ドライバー】週末を通して抜きん出ていたノリス/前評判どおり速かったアントネッリ
練馬の「ブツ切り大通り」延伸へ 旧「としまえん」かすめる南北道路が事業化 超壮大「環7.5」計画の一部
防弾ベストにも使われる“スペクトラナイロン”を採用! 最強&最軽量素材で仕立てた「ワイルドシングスの新作バッグ」の魅力とは?
Da-iCE花村想太×ハーレーダビッドソン──Vol.3 ナイトスタースペシャル
ヴァルキリーの北米デビュー戦9位は「大きな節目」。自信を深めるHoR代表とドライバー
【かわいくて頼もしい】フィアット初のMHEVモデル「600ハイブリッド」が今年6月に日本発売、燃費23km/Lと経済性もまずまず!
「日本はもっと車を買え!」ドル=120円も見えてきたトランプの“ドル安砲”でアメ車は売れるか?
【また買えないじゃん!】即売り切れの「GRカローラ」に不満続出…なぜ何度も受注停止に追い込まれるのか?
【300万円前後?】次の目玉「N-ONE e:」が“買い”なワケ。ホンダの“エンジンやめます宣言”は継続中
【日本の誇り】スズキは12カ国で4輪シェアNo.1。トヨタとも違う、小さな巨人が世界の“ニッチ”で愛され続ける理由がスゴイ
アウディ新型「A6アバント」が世界初公開。デザインも走行性もファーストクラスで日本上陸が待たれるも、内燃機関モデルなのに“A6”の謎
【いよいよ今週末に開幕!】人気急上昇中の耐久レース「S耐」の魅力とは? 一味違った楽しみ方も解説
【鳴らさないで来てほしい?】いえいえ、サイレンの使用は法律で決まっています。音量調整機能の導入も進む
【間もなく発売】レクサス「GX」に“一足早く”試乗。総合力は「LX」以上…懸念はやはり供給体制
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!