【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
掲載 更新 carview! 文:山本 晋也 80
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マイナーチェンジしたヴェゼルのハイブリッド車のFFと4WDの価格差を計算すると、22万円ほど4WDが高くなっています。
この数字をそのままヴェゼルのガソリンエンジン車に当てはめると、もしFF車が存在したとすれば243万円前後になると予想されます。
これではヴェゼルとWR-Vの価格が被ってしまい、いわゆるカニバリ(共食い)状態になってしまいます。
ヴェゼルとWR-Vではスタイリングの方向性がまったく違うので、共食いを心配をする必要はないようにも思えますが、価格帯も含めて、ヴェゼルとWR-Vを明確にわけることがマーケティングとして重要である…とホンダは考えたようです。
ちなみに、ヴェゼルのマイナーチェンジでは4WD制御も改良されています。具体的には、トラクションコントロールの介入タイミングを見直すことで、発進や加速の安心感を高めたということです。
従来は設定されていなかった「パノラマルーフ+4WD」という選択ができるようになったことも含めて、マイナーチェンジ後の新型ヴェゼルは4WD推しといえそうです。
(終わり)
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<写真:トヨタ、ホンダ>
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