新型A5/S5クーペに海外試乗。計算され尽くした大胆さを感じる新デザイン
掲載 更新 carview! 文:岡崎 五朗/写真:アウディ ジャパン
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今回中心的に試乗したのは2L直列4気筒ターボを搭載するA5クーペ2.0TFSIクワトロと、3L V6ターボを搭載する高性能版のS5クーペ3.0TFSIの2台。いずれも日本導入予定のモデルだ。
2.0TFSIクワトロは軽快なドライブフィールが持ち味だ。先代と比べて最大60kgの軽量化を実現したボディに加え、252ps/370Nm(先代は211ps/350Nm)というパワーとトルクを発生するエンジンが軽快に吹け上がる。
4気筒エンジンとしては世界屈指のスムースさをもつこのエンジンは音質の分野でも優秀で、常用域では静かに、回していけば乾いた気持ちのいいサウンドを奏でながらトップエンドまで一気に回りきる。切れ味鋭い7速Sートロニック(DCT)を駆使して中高回転域を保ってやれば、スポーツカー的な走りを楽しむことも可能。軽快でありながら、高速コーナーではピタリとラインをトレースするフットワークの出来映えもいい。
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