【シエンタvsフリード】走り、燃費、使い勝手、価格…似ているようで結構違う両車の特徴を徹底比較してみた
掲載 carview! 文:工藤 貴宏 153
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さて、燃費や走りはどうか。
燃費で優れるのはシエンタ。両者とも販売の主力はハイブリッドモデルですが、カタログ燃費値(WLTCモード計測)で28.2~28.8km/Lを叩き出すシエンタに対し、フリードは21.1~25.6km/Lとちょっと控えめ。とはいえここまでレベルが高いと、もはやフリードの数値で十分と思えてしまうのは、きっと筆者だけではないでしょう。
ちなみにガソリン車だと、シエンタが18.3~18.4km/Lでフリードは14.4~16.5km/L。こちらもシエンタ優勢ですね。
いっぽうでドライバビリティに関しては、ハイブリッドシステムの違いから好印象なのはフリード。より滑らかかつダイレクト感があって爽快なフィーリングです。
対してシエンタは、先代に比べるとずっとダイレクト感が増しましたが、フリードに比べるとやや緩さを感じるのは否めないところ。とはいえこれは好みとも大きくかかわる部分なので、優劣で語る(というか単純に優劣では語れない)のではなく購入時に実際に自分で運転して確かめるべきポイントです。
同様に、ハンドリングもそれぞれ方向性に違いがあって面白いところ。「大人っぽい乗り味」のフリードに対し、シエンタは「楽しいハンドリング」となっています。
具体的に言えばフリードは落ち着きのあるフラットライド感が特徴で、乗り心地も上質。ひとまわり大きな車体のミニバンに乗っているような感覚です。
いっぽうシエンタは、ハンドル操作に対する反応がダイレクトでソリッド。車体が小さく感じ、キビキビと動きます。まるで対極ですね。
乗り味はパワートレイン同様に完全に好みとのマッチングの問題なので、自分の好きなほうを選べばいいでしょう。
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