新型ホンダ「シビック」試乗 見た目も走りも居住性もヨシ。これを自動車界の十徳ナイフと呼びたい
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 138
掲載 carview! 文:伊達軍曹/写真:ホンダ技研工業 138
以上が、筆者がこの車を「自動車界の十徳ナイフ(アーミーナイフ)」と評したい理由である。すなわち、
・快適な家族グルマとして使用可能(後席はかなり広い。ただしボディ形状の関係で頭上スペースの余裕はさほどではないが)
・便利な荷物グルマとしても使用可能(セダンではなく5ドアハッチバックなので荷物はかなり載る。シートを倒せば単身者の引っ越しぐらいはできるかも?)
・しゃれたオブジェとしても鑑賞が可能(今回の内外装デザインはかなり良い!)
・そしてスポーティなパーソナルカーとしての使用も可能
ということだ。
2シーターのスポーツカーやオフローダーなどの「スペシャリスト」を10台(10種類)ぐらいガレージに用意し、用途に応じて使い分けたい――というのが自動車好きの夢だが、夢というのはそう簡単に叶うものでもない。
その結果、多くの人は「ミニバン」や「SUV」あたりを1台だけ購入し、その1台をゼネラリストとして使用する。
そのことを咎めるつもりはない。だが、もしも「もう少し爽快に走れるゼネラリストが欲しい……」と考える人にとっては、現時点では新型シビックこそが、最高かどうかは知らないが「超有力な候補」であることは、まず間違いないだろう。
……以上が話の要旨であるが、その他の細かな点にも、下記に少しだけ触れておこう。
●新型シビックを激賞した筆者ではあるが、エンジンのトルクについては「もうひと声あって然るべきでは?」と感じた。ここについては、各自ご試乗のうえご判断いただきたい。
●EXの場合で353万9800円という車両価格が「高い!」と言われることも多いようだ。しかし新型シビックは最初からほぼフルフル装備であり、必要なオプション装備はフロアマット程度。そのため「真の総額」は競合とさほど変わらない。
●新型シビックは販売ターゲットをZ世代(1990年代中盤以降に生まれた世代)としている点でも、「日本の若い世代の経済的な現状をまったくわかってない!」と非難されている模様。だが、ここで言うZ世代は「日本のZ世代」だけではなく「先進諸国全体のZ世代」を指している。そのため、日本の現状だけを見てアレコレ言うのはナンセンスだ。まぁ気持ちはわかるが。
●仮に日本のZ世代に限定したとしても、その狙いは決して間違ってはいないと思われる。なぜならば、新型シビックの月販目標台数はたかだか1000台。そのうち3割ぐらいを若い世代に売りたいとして、月に300人。そのぐらいの数であれば、マッチングする可能性は十分ある。なにも「日本のZ世代全員に新型シビックを売りたい!」という話ではないのだ。
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