「エクストレイル」マイチェンでデザイン一新。さらに「NISMO」「オーテック」「ロッククリーク」まで怒涛の新作ラッシュ

エクストレイル オーテック スポーツ スペック

モデル選びが悩ましくなる？

今回のマイナーチェンジでは、新たなグレードとして、「オーテック」のスポーティグレードである「AUTECH SPORTS SPEC（オーテック スポーツ スペック）」と「ROCK CREEK（ロッククリーク）」を設定。

専用カラー「オーテックブルー」のエンブレムを内外観におごった「オーテック スポーツ スペック e-4ORCE」の発売日は10月1日で、価格は590万1500円（消費税込み）。

アウトドアユースにぴったりな専用色「キャニオンベージュメタリック」など7カラーで展開される「ロッククリーク」の発売日は11月下旬、価格は475万6400円〜となっています。

そして怒涛のエクストレイルの新作ラッシュの台風の目が、NISMO仕様の特別モデル「エクストレイル NISMO」です。

「情熱体験をもたらすグランドツーリングSUV」をコンセプトに開発されたもので、e-4ORCEには専用にチューニングした「NISMO tuned e-4ORCE」を採用し、20インチ化されたタイヤへの前後駆動配分をさらに最適化。

ショックアブソーバーに「カヤバ製スイングバルブ」を日産モデルとして初採用し、SUV特有のボディモーションを抑制。パワーステアリングにも専用チューニングが施されています。

そのこだわりぶりは驚きをもって迎えられ、「まさかエクストレイルでNISMO版が出るとは！」とネットをざわつかせています。

ラインアップはe-4ORCEの2列シートのみで、グレードは「NISMO e-4ORCE」（541万6400円、消費税込み）と、「NISMO Advanced Package e-4ORCE（ニスモ アドバンスド パッケージ イーフォース）」（596万2000円、消費税込み）の2つが用意されます。

「数少ない売れ線だけに気合が入っている」「『ロッククリーク』には初代の遊び心を感じる」「日産は経営的には厳しいんだろうけど、NISMOバージョンからはクルマ作りの矜持みたいなものが伝わってくる」という意見も見受けられました。

今回のマイナーチェンジでより選択肢が増えたエクストレイル。内外装の質感や運転支援機能の向上だけでなく、日産車として国内初となるGoogle搭載のインフォテインメントシステム採用で、GoogleマップやGoogleアシスタント、Google Playなど、スマホで使い慣れた機能を車内でも使用可能に。

しっかりと日常の使い勝手も高めている「エクストレイル」なのでした。

（終わり）

（写真：日産）