「エクストレイル」マイチェンでデザイン一新。さらに「NISMO」「オーテック」「ロッククリーク」まで怒涛の新作ラッシュ

エクストレイル NISMO

これが「エクストレイル」の完全体!?

デザイン面で大きく変化したのはライト周り。シグネチャーランプが常時点灯するデイタイムランニングランプ化することで、昼間でも上下2分割のヘッドランプの存在感を表現。ウインカーバルブは前後ともLEDとなり、フェイス全体の上質感が高まりました。

フロントフェイス周りでは、横方向を意識した桟（さん）のような意匠が採用されたグリルが印象的です。

ネットでは「相変わらずのVモーションではあるけど、加飾をメッキではなく黒系にしたのは正解」という意見があるように、日産独自の「V」字をかたどったVモーションのデザインが、今回はぐっと控えめになっているのです。

エクストレイルには2代目のマイチェンが行われた2010年ごろに採用されたVモーション。当初はエンブレムを囲む程度のおとなしさでしたが、3代目では「いくらなんでもでかすぎ」「BMWのキドニーグリルの肥大化に付き合う必要はないよ？」などと、キツめのツッコミが入るほどのサイズと太さに急成長。

ネットでは「そろそろVモーションは飽きた」という厳しい声も聞かれるようになっていました。

そんな空気を察したのか2022年に登場した4代目では、Vモーションっぽさはグッと穏やかに。そして、今回のマイナーチェンジではついにメッキ加飾のパーツがキャンセルされたことで、より洗練されたスタイルに仕上がっているのです。

「わずかな変更だけで見違えるほど変わった」「急にカッコよくなった。これがエクストレイルの完成形だと思う」という好意的な意見が多いのにも納得できます。

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