次期型718ボクスターに早くも試乗。ダウンサイズターボの実力は?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:ポルシェAG
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テクニカルに大きな変化を受けた次期ボクスターはマーケッティング面でも変化も見せる。まずモデル名が「718ボクスター」「718ボクスターS」となり、リアのバッジにもそう書かれる。そう、1953年から1957年に生産された伝説のミッドシップ・ロードスター「ポルシェ550」から進化、誕生した「718RSスパイダー」から受け継いだ名誉ある称号である (RSはレン・シュポルト、ドイツ語でレーシング・スポーツのこと)。
さらに、このモデルからロードスターのボクスターは基本的にクーペのケイマンよりも高くなると予想されている。これまで「ボクスターS/GTS」は「ケイマンS/GTS」よりも安かったのだ。ポルシェはそのためにボクスターのパフォーマンスをケイマンより高くするなど様々な細工をするだろう。果たして、顧客が納得するかどうか、お手並み拝見である。
正式なワールドプレミアは2016年3月に開催されるジュネーブ・モータショーで、発売時期はドイツを始めとする欧州で4月とされている。日本での発売(もちろん右ハンドル仕様)は6月末になりそうだ。
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