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フィットとヤリスが好発進、N-BOXとライズも強い【ボディタイプ別売れ筋・2月】

セダン/ファストバック:変化は少なかったが上位モデルは堅調に推移

セダン/ファストバック部門は計1万9615台で、登録乗用車全体に占めるシェアは9.3%だった。2月は動きが少なく、トップ5の顔ぶれと順位に変動はなかった。

首位は「トヨタ プリウス」が維持した。登録台数は6780台で、前月から13%上昇。1月から期末の3月にかけては例年台数が上昇基調となるが、その波に乗ってトップ5は軒並み増加している。2位は「トヨタ クラウン」。登録台数は2281台で、前月から29.3%上昇した。これに3位「トヨタ カローラ」、4位「トヨタ カムリ」、5位「スバル WRX」の順で続いた。

そのほかの目立った動きとしては、「日産 スカイライン」に注目したい。スカイラインは2019年9月に大幅な改良を受け、その時に400ps超の高性能グレードが設定されたが、その「400R」がハイエンドモデルにも関わらず、もっとも売れているのだ。シリーズ全体の524台の登録台数のうち、400Rは46%を占めており、人気ぶりを印象づけた。続いてV6ターボが30%、ハイブリッドが24%という順。高性能に人気が集まるのは、スポーツセダンとして面目躍如だろう。

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