フィットとヤリスが好発進、N-BOXとライズも強い【ボディタイプ別売れ筋・2月】

ミニバン：セレナが9カ月ぶりに首位を奪回

ミニバン部門は計5万2734台で、登録車全体に占めるシェアは24.9％と前月に比べ、1.3ポイント減少した。ハッチバック市場の勢いに押された格好だが、トップ5までが登録台数5000台を超えているのは、軽を除けばミニバン部門のみ。あいかわらず高い需要に支えられていることがうかがえる。

2月は首位が入れ替わった。「日産 セレナ」が前月比27.5％増の8647台を登録し、9ヶ月ぶりにトップに返り咲いた。セレナは前月に5位から2位に浮上した、そこからのさらなる躍進となったが、昨今では改良などのテコ入れは行われておらず、販売部門での施策が功を奏した模様だ。

2位は「トヨタ シエンタ」が入った。9ヶ月ぶりに首位を譲る結果となったが、登録台数はセレナと381台差と少なく、逆転も十分にありえるレベル。3位「ホンダ フリード」は7320台を登録し、ライバルのシエンタを追撃している。これに4位「トヨタ ヴォクシー」、5位「トヨタ アルファード」と続いた。