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パワフルなV8を再び起用したカイエンGTSだが燃費の悪化はちょっと後ろめたい

オンロード専用のスポーツSUV。燃費はV6時代より悪化

今回のテスト車は真っ赤なクーペで、これまでのGTSのようにボディ周りではグリル、ドアミラー、ホイルアーチ、クロームだったエンブレム類は真っ黒。ただし21インチ RSスパイダーデザインの軽合金ホイールまで黒いと、遠目ではせっかくのデザインが目立たず、ちょっとやりすぎな感じはする。

またクーペではオプションで採用されるスポーツエグゾーストシステムは5kgの軽量化が図られ、リア中央から直径およそ10cmの2本の楕円のエグゾーストパイプが突き出ている。インテリアも黒が基調で、バックスキンのステアリングホイール、赤いアクセントラインが入ったGTS専用タコメーターとスポーツクロノメーター、背もたれがタータンチェックのスポーツシートがドライバーを包み込む。

ポルシェ本社広報部を左に出てアウトバーンへ向かうが、シャシーはノーマルモードでもやや硬めにセットされている。ただしアウトバーン8号線に乗ってスロットルを踏み込み、豪快な加速を楽しむと、スムースな8速ATとエアサスの快適性が加わり、これでツーリングも行けそうだと確信する。ただしスタンダードよりも20mm低い車高をもつこのGTS はオフロードには向いていない。

頼もしいのはフロント390mm×38mmとリア358mm×28mmのベンチレーテッドディスクブレーキで、オプションでは粉塵を出さない炭化タングステン・コーティング(PSCB)、あるいはセラミック(PCCB)の2種類から選択が可能だ。

一般道路へ降りる。ワイン畑の続くワインディングロードではスポーツカーメーカーの作ったオンロード専用スポーツSUVの本領を発揮、2トン以上のボディにも関わらず安定した姿勢でヒラリヒラリと駆け抜けてゆく。それは前述のエアサスによって20mmローダウンした車高とPDCC(ポルシェ ダイナミック シャシー コントロール)によるロール抑制システムのおかげでもある。つまりカイエンGTSはもはやオフロード走行は全く考えていない、オンロード専用SUVなのだ。

ただし、その卓越したV8パフォーマンスの代償として、やはり環境負荷はV6ツインターボよりも悪化しており、燃費は9.8L/100kmから14.1L/100kmへ、二酸化炭素排出量は 228g/kmから260g/kmとなっている。自動車メーカーは営利企業ゆえに顧客の需要にある程度対応するのは仕方がないことだが、この楽しさと引き換えに2km走る毎に旧V6モデルよりもおよそ64g、レジ袋換算で1枚分の二酸化炭素を多く排出することを知ると、ちょっと後ろめたい。

日本への上陸は今年の秋で価格は1682万円と発表されている。

※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。

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