新型「ポルシェ マカン」発表。タイカンも驚く上下2段の4灯ライトほかデザインの完成度に注目
掲載 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office 38
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ポルシェの電動化戦略は順調に進んでいる。2023年に販売した32万221台のうち、BEVの「タイカン」は4万629台で前年比プラス17%と大幅な増加を見せ、その結果、BEVの割合は12.6%に達している。
しかし、ポルシェは2030年までに同社の新車販売台数の80%をBEVに転換すると約束しており、2025~26には「718」シリーズの電動化も控えている。そんな中、いよいよベストセラーの「マカン」シリーズにBEVが登場した。
マカンは昨年8万7255台を販売、そのシェアは約27%に達しており、電動化を急ぐポルシェにとってはキーとなる非常に重要なモデルだ。
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今回発表された電動版マカンには「マカン4」と「マカン ターボ」の2モデルが用意されている。
まずかつての「カレラ4」を思わせるネーミングをもったマカン4だが、名前の通り前後にモーターを搭載した4WDで、システム最高出力は300kW(408ps)、最大トルク650Nmを発生する。
ダイナミック性能は0-100km/hが 5.1秒、最高速度は220km/hに到達する。床下に搭載された800Vのアーキテクチャーをもった電池容量は95kWh(ネット)で航続距離は613kmに達する。
一方、マカン ターボはシステム出力470kW(639ps)、最大トルク1130Nmで、0-100km/h が3.3秒、最高速度は 260km/h。同じく95kWhのバッテリーで航続距離は591kmとなる。充電能力は最大270kWで、DC急速充電器によって10~80%までを21分以内で完了する。
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