「マツダ6e」の“右ハンドル車”が英で目撃される。「マツダ6」後継として日本導入か？ 待ち構える3つのハードルとは

マツダ EZ-6

日本導入は「ほぼ確実」。お披露目はJMS2025か

ある業界関係者は、EZ-6／マツダ6eの国内導入について次のように話します。

「2025年10月現在、マツダ6eはドイツをはじめとする欧州の複数の国で販売されていますが、イギリスは例外となっています。

その理由は、イギリスが日本のような左側通行を採用しているため、右ハンドル仕様でなければ事実上販売が不可能であるためと考えられます。そんななか、右ハンドル仕様のマツダ6eと思われるテスト車両がイギリスの公道を走る様子が2025年9月に確認されています。

これまでに発表されているEZ-6／マツダ6eはすべて左ハンドル仕様でしたが、これにより、マツダ6eに右ハンドル仕様が用意されることがほぼ確実となりました。

さらに、今回右ハンドル仕様が確認されたことにより、EZ-6／マツダ6eの日本導入の可能性もにわかに高まりました。

中国と欧州の両市場で販売されていることを考えると、EZ-6／マツダ6eは日本の安全基準や排ガス規制も問題なくクリアできると思われます。

そうなると、2025年10月に開幕するジャパン・モビリティ・ショーで国内発表を果たした後、早ければ2026年前半にも発売されることになると予想できます」