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【覚えてますか?】荷室に“専用バイク”を搭載する「シティ」はホンダの天才的発想から生まれたコンパクトカー

スパイシーな走りのターボモデル

ホンダは、シティを単なるベーシックカーに終わらせることなく次々と話題作を投入し、フレッシュなイメージを持続させた。その第一弾が1982年9月に発表されたターボだった。

ホンダ初の電子制御燃料噴射装置「PGM-FI」と、IHI製ターボを組み合わせたスパイシーなモデルで、100psの最高出力を発揮した。圧倒的な瞬発力とキビキビとしたハンドリングで、若者のアイドル的存在となった。ボンネットのパワーバルジ、非対称グリル、専用チューンの足回り&ブレーキを採用し、とにかく走ることが楽しいクルマに仕上げていた。

そして、そのターボの魅力をさらに鮮明にした究極モデルが、1983年10月に登場した「ターボII」だった。パワーユニットにインタークーラーを加え、最高出力を110psにスープアップしたホットバージョンで、そのパワーを路面にしっかりと伝えるため、前後ともブリスターフェンダーが与えられ、トレッドを大幅に拡大。

その特徴的なルックスから、「ブルドッグ」の愛称で呼ばれた。4000rpm以下でスロットルを全開にしたときに限り、10秒間だけ過給圧を10%高める「スクランブルブースト機構」を備えていたのも話題だった。

走りは鮮烈だった。とくに加速の鋭さには目を見張るものがあった。ターボIIに信号からの加速で敵うクルマはほとんどなかった。高速道路でもほぼ無敵だったが、ワインディングでは増強されたパワーのため、丁寧な操作をドライバーに要求した。

(次のページに続く)

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  • 2025/4/05 15:17

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    トールワゴンで大ヒットしたのに、フルモデルチェンジで極端に背が低くなってしまった。
    ロー&ワイドでジムカーナは速かったですが先代のユーザーにはそっぽを向かれ人気は低迷、結果的に国内は二代目で絶版…
    CR-Xやオデッセイもそうですがホンダの朝令暮改が悪い方向にいった例ですね。
  • 2025/4/05 15:28

    違反報告

    シルエットはワゴンRやキューブに繋がる
    CITYが今の軽トールワゴンの始祖じゃないかと思う

    デザインやコンセプトは社内公募だと聞いたが
    こんな素晴らしい車を発案した社員はその後どうしたんだろう

    それにしてもキープコンセプトが不得意なホンダがもっと上手に立ち回れたらもっとシェアを伸ばせたんじゃないかと思う
  • 2025/4/05 15:10

    違反報告

    ワンメイクレースとかあったような

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