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新型パサート、圧倒的なクオリティと存在感

期待値を超えたコンフォート性

感動は、走り出した後にも途切れることはなかった。むしろ増幅されたと言ってもいい。何しろ新型パサート、乗り心地が柔らかく、静粛性もきわめて高いのだ。試乗車にはDCC=ダイナミックダンピングコントロールが装着されていたから、標準仕様については未知数ではある。しかし少なくとも試乗車は、このセグメントへの期待値を大きく超えたコンフォート性を堪能させてくれた。

但し、舗装が荒れていると、ややザラついた感触を示すし、大きな凹みを乗り越えた時などはドカッと大きなショックが伝わる。ボディ剛性が非常に高いからまだいいのだが、普段が快適なだけに落差を感じるのは事実だ。おそらく試乗車すべてに装着されていた、トレッド面のパンクを自己修復するシールタイヤが悪影響を及ぼしているのではないだろうか。

フォルクスワーゲンのシャシーセッティング担当者は、その差はほとんど無いはずと言うが、重さとトレッド面の硬さは、ランフラットほどじゃないにしても、やはり影響無しではないと思う。しかし、それは本当に細かく見ればの話で、基本的には素晴らしく快適である。ハンドリングも常にしっかりとした足取りで、面白みは皆無だが安定していて疲れ知らずだ。

ボディは剛性を高めながらも軽量化が進められていて、車両重量は先代よりも85kg軽減されている。気筒休止システムが付いた1.4TSIユニットの最高出力も10ps増の150psとなっているから動力性能も向上。何とかギリギリ及第点といった感じだった現行モデルに較べると、確かに加速の伸びはいい。これならストレスとは無縁だろう。

尚、試乗車には他にもツインターボの採用で最高出力240ps、最大トルク500Nmを誇る2.0TDI 4MOTION、同じく150psの2.0TDIも用意されていた。当然、前者は非常にパワフル。しかし後者も湧き上がるトルクが軽快な走りを演出していて好感触だったことを伝えておく。

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