「Gクラス」でも“BEV版”のリセールが悪い理由とは。登場が噂される「ベイビーg」は“内燃機関”仕様も用意される？

G580 with EQテクノロジー

「ベイビーg」は内燃機関も用意か

G580 with EQテクノロジーの販売不振は、日本に限った話ではなく、世界的な傾向となっているようです。

そのようななか、メルセデス・ベンツはより「コンパクトなGクラス」の登場を示唆しました。2025年9月に公開されたティザー画像には、小文字で「gクラス」と表現されたモデルが確認されています。

現時点ではそれ以上の情報はほとんどないものの、G580 with EQテクノロジーの技術を活かしたBEVとなる可能性が指摘されています。

一方、同じタイミングで発表された新型「GLC」との関連性についても気になるところです。

たとえば、gクラスが新型GLCとプラットフォームを共有するようなことがあれば、そのパワートレインには内燃機関とBEVの双方が用意されることになるかもしれません。

いずれにせよ、G580 with EQテクノロジーの不振が、メルセデス・ベンツ全体の電動化戦略に対して、少なくない影響を与えることはまちがいなさそうです。

（終わり）

（写真：メルセデス・ベンツ）