「Gクラス」でも“BEV版”のリセールが悪い理由とは。登場が噂される「ベイビーg」は“内燃機関”仕様も用意される?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー
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一方、G580 with EQテクノロジーのパフォーマンスにも課題があるという指摘もあります。ある業界関係者は、次のように話します。
「端的に言って、BEVとしてのG580 with EQテクノロジーは、価格に見合ったパフォーマンスではありません。
その理由は、開発期間の長さにあると考えます。G580 with EQテクノロジーは2024年4月に世界初公開されていますが、そのベースとなった『EQG コンセプト』の世界初公開は2021年9月です。
コンセプトの発表から市販までにおよそ4年の歳月を経ているわけですが、日進月歩で技術革新が進むBEVにおいて、この期間はあまりにも長いものです。
BEVを求めるユーザーの多くは、いわゆる『アーリーアダプター』です。Gクラスとしての信頼性を担保する必要があることは理解できますが、BEVに関しては、多少のリスクがあっても先進的であることが重要なのかもしれません。
かといって、Gクラスを求めるユーザーにとっては、そもそもBEVである必要がありません。そうしたギャップが、G580 with EQテクノロジーの販売不振、そしてリセールバリューの低下につながっているのだと思います」
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